2014年10月17日金曜日

H26_「設計製図の試験」_13

要求室の表に
という設計条件があります。

淑女のブログには、

悪夢の図書館を思い出す問題でした。^^;
と書かれていましたが、
H24の設計条件では、
・適切な場所(小ホールを除く。)にまとまったスペースで150m2以上の吹抜けを設け、
 豊かな空間となるように計画する。
と目的が明示されていました。
今回は、何故吹抜けを設けるのかは書かれていません。
計画に当っての留意事項で関係ありそうなのは、
勾配屋根の形状を活かした室内空間となるように計画する。
とか
自然採光及び自然通風を積極的に取り入れる計画とするとともに、日射の遮蔽にも配慮する。
とか。
計画の要点等で記述を求められているのは、
建築物の特徴(勾配屋根、吹抜け等)に対応した環境負荷低減について、配慮したことを具体的に記述する。なお、断面図等において補足してもよい。
です。
記述で吹抜けについて書くならこんなこと
をアレンジして書けそうですが、気積が増えることでの負荷増大に見合うのだろうか?
とか思ったり。
勾配屋根については「景観保全のため」の建築制限だとわかりますが、吹抜けは?
試験委員の思いつきということでもないでしょうから何か理由が欲しい。80m2以上という慎ましいのか大胆なのかわからない面積指定もビミョーな気がするし。
などということをゴニョゴニョ考えていると女神の声が聞こえてきます・・本当ですか?

1階と2階に振分けられた悲劇の店舗・料飲部門のために1階と2階の空間の連続性を考慮してとか(はい、去年の問題のパクリですm(_ _)m
吹抜けを設けることで空調負荷が増えるデメリットに対する説得力のある理由さえあれば、適切な位置というのは休憩・情報スペースでも地域特産品売場でもいいんだと思います。
ただ、ウラ模試をパクって地域特産品売場200m2をスパン飛ばして吹抜けにしたりとかだと、構造上のデメリット(経済性)に対する理由もいりそうなのでハードルが上がりそうです。
接待するにしてもハッタリかますにしても根も葉もないことでは疲れるので、取るにたらない根拠でも思い浮かべばラクに進められます。
ということで^^;;;、
エスキースを進めるとこんな断面イメージ。
断面イメージ再々修正
チビコマで検討してみます。

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