2012年10月30日火曜日

神無月三十日(満月)

先延ばしにしていたわけでもないのだが、
ようやく早く帰れたのでユープラを申し込む。
要点の解答用紙も手に入ったのでこれから(手描き)再現図と要点。
(Macには入力済みなんですが・・)

海豆研究所の博士は、

再現図を描いてください!!
と喉がカレルほど世界の中心で叫んで、

風邪を引いてしまったらしい。お大事に。

2012年10月28日日曜日

カフェのある図書館⑥

日比谷図書文化館omake

昭和32年竣工の建築物ですが耐震改修工事済みです。
ピン接合鋼管ブレース
そのため窓際のキャンティ部分に細長いスペース。
窓沿いの閲覧席
緑豊かな公園を望む東、北西向きの閲覧席。

カフェのある図書館⑤

日比谷図書文化館のフロアマップ。
エントランスを入って2階、3階が図書フロア。
集会部門
図書館部門
図書館部門
展示部門
集会部門/共用部門
こちらもエントランスにBDSが設置されているので、貸出手続き前の書籍を1階のカフェや地下のレストランに持ち込んで閲覧できる。ナルホド。

地下には大ホールという195㎡:207席の段床式ホール。
1階には特別展示室という200㎡の貸出も行う発表の場があります。
4階にはセミナールームという85㎡:定員24名、72㎡:定員24名の窓から公園を望める明るい会議室2室。
(授乳室もあります)

カフェのある図書館④

つづいて、千代田区立日比谷図書文化館。
旧・都立日比谷図書館を千代田区に移管したもの。
敷地は日比谷公園の一角、野音の隣に建っている。
さよなら三角の建物
利用者エントランスは公園側。
公園から入るメインエントランス
道路に面しては通用口しかありません。
南側道路に面した通用口
 (-。 -; )ちぇっ
ただしブックポストは利用者エントランスではなく、
通用口にあります
バリアフリーにも配慮してます。
車いす使用者用駐車場
からの長〜いスロープ
リフトもあります
こちらもエントランスにBDSが設置してあり、脇に総合受付がある。

カフェのある図書館③

杉並中央図書館の構成はこんな感じ。
フロア案内
BDSはエントランスにあるので、地下にある喫茶室へは貸出手続き前の書籍を持ち込める。
地下には小ホールもあります)
営業は11時からとのことで中には入れませんでしたが、
入口に

紅茶飲み放題
10月25日〜11月6日
「11月1日は紅茶の日」です!!
記念イベントとして、紅茶飲み放題を実施いたします!ぜひお楽しみください!
・お一人様・・・・¥550

というチラシがあった。お近くの方はどうぞ。

カフェのある図書館②

ということで、ようやくお休みになったので図書館へ。

まずは、杉並区立中央図書館。
敷地は読書の森公園の一角。(地元の篤志家の寄付の土地らしい、約千㎡だとか)
公園の一角に立地
メインエントランスは東側の道路から。
メインエントランス
右手のオレンジ色のサインが館内のティールームの看板
こんなんで集客できるのだろうか?
入口にBDS。エントランスホールなどというものはなくていきなり館内です。
左手にカウンターがあり、返却、貸出、相談という順に並んでいる。
通路スペースを挟んで右手が児童開架スペース、左手が一般開架スペース。
通路に沿ってPCの並ぶ情報検索コーナー、児童閲覧コーナーの奥が新聞・雑誌コーナーとなっている。通路をまっすぐに進むと公園への出入り口。
サブエントランス
公園側の出入口にはBDSは設置していない。
ドアに「貸出手続きはお済みですか」という張紙がしてある。セキュリティに配慮ということか。
KYのセキュリティについて工夫したことには、利用者の目につきやすい位置に注意を喚起するための張紙をしたとか書けばいいのだろうか?
現実には、何百万もする機械を線一本で設置ともいかないか。

児童コーナーにも公園への出入口(北側)があって、こちらにはカウンターがありました。子どもに注意ということか?<マテ 誰も座ってませんでしたが。
児童閲覧コーナー公園側出入口




カフェのある図書館①

今年の課題の敷地は
「ある小都市の市街地の公園の一角に建つ地域図書館」
H22のびじつかんの敷地は
「ある小都市の市街地の公園の一角に建つ市立美術館」
コピペで課題をつくったわけではないだろうが似てる。<ぉぃ

過去問研究講座の(落としどころ)を読むとフムフムという感じ。
ただ、今年の課題ではメインとサブのエントランスを設けることが課題文条件。
ポイントの一つだったのだとは思うのだが。

公園隣接 or 公園の一角にある、カフェで貸出前の図書の閲覧のできる図書館
というのを検索で探してみると以外と近くにある。
オッと思って図面を探したのだが見つけられず。
どちらも中央図書館なので課題規模より大きめなのだが見に行くか。
(まだ図書館見学やってます、オッサンに影響受けてねちっこくなっ<マテ

2012年10月25日木曜日

PPP(ナガブチじゃないよ)omake

HPにあったブログから。

鉄紺色のロゴマーク

丸みのある、かわいらしい文字の上には、本を連想させる8つの長方形があります。
左側に積まれた4冊の本は「S」、
右側に立てかけられた4冊の本は「W」を表しています。

SとW。

そう、紫波(SHIWA)の頭文字! なんというアソビゴコロ!( `∀´) 

さらに、4冊+4冊で8冊。

4と8。

そう、紫波(48)! ダメ押し!( `∀´)

PPP(ナガブチじゃないよ)⑤

オガールプラザの構造は大規模木質構造。

製図試験の設計課題の構造種別は自由。
つーことは、
木造でチャレンジした人パイオニア精神旺盛な方はおられたのだろうか。


構造イメージ、スパン28m !!
構造部材は
C1 220 × 220 スギ集成材
C2 240 × 240 スギ集成材
B1床大梁 2-120 × 450 カラマツ集成材 
B2床小梁 2-120 × 300 カラマツ集成材
T1 トラス材 2-120 × 390 カラマツ集成材
T2 トラス材 220 × 220 スギ集成材
T3 トラス材 120 × 210 カラマツ集成材

とのこと。

KYには、
既製品金物を使用することでプレカット工場で加工できるように工夫し経済性に配慮した。とか書くのか。
(それにしても構造躯体は坪11万円くらいだとか。ビックリです)

ちなみに、今年の二級の試験課題は、RC(ラーメン)指定だったんですよね。

PPP(ナガブチじゃないよ)④

図書館フロアのレイアウト。


紫波町図書館
図書館基本構想にある整備計画を読むと、

図書館の空間像
●広々とした空間
□シンプルであり、1階ワンフロア構造,バリヤフリーを基本
□利用者の動線を考慮した書架の配置
□一般と児童の書架をゾーン分けし、カウンターより一望できる構造
□天井が高く、創造性を育むような空間
□より広く明るさを演出するための窓の大きさや位置と照明器具の工夫

●にぎやかさと静けさが同居する空間
□たくさんの人が入り賑やかさを感じながらも、静かに調べものができる空間
□軽食コーナーや販売スペースへの回遊性
□有効な音響的ゾーニング

●いやしの空間
□環境にマッチした省力温度湿度調節設備、風通し、キャレル机や椅子の配置による個人がくつろぎを覚えるレイアウト

いろいろと書かれている。工夫してるなぁ。
吹抜けのある豊かな空間


【特記】
閲覧カウンター席と学習室では飲み物OK、2階読書テラスでは飲食OKらしい。
なるほど、こういう図書館もあるのか。

PPP(ナガブチじゃないよ)③

紫波町図書館は紫波中央駅前都市整備事業B街区のオガールプラザという施設の中央棟にある。


オガールプロジェクト概要


オガールプラザ2階
オガールプラザ1階

エントランス(駐車場(前面道路?)と緑の大通り(公園??)とのダブルエントランス)を入ると、総合受付があって1階奥に図書館(部門)、2階に専用階段のある交流(部門)。
やはり、エントランスを入って利用者動線を分離なんだな。

PPP(ナガブチじゃないよ)②

オガールの公式サイトを見るとコンセプトには、

図書館と地域交流センターで構成する情報交流館は、様々な市民活動や個人の知識が行き交う情報接点であり、市民が地域において生き生きと暮らせる状態を築き上げることを目的としています。

とあり、

図書館を核とする情報交流館は、図書館機能と交流機能を深く関連づけることで、「情報」を仲立ちとして個々の活動やグループ間の交流を積極的に支援します。交流館には、ミーティングや個人活動ができる小スタジオやアトリエを配置します。常時図書館の学習室として使用するスタジオは必要に応じて中スタジオとして開放。また、大スタジオは講演会やコンサート会場として活用します。

と書かれていた。ウラ第2課題の『交流』っぽい。

紫波町情報交流館_2F

紫波町情報交流館_1F
大スタジオという映画会やシンポジウムに使用する部屋は、定員150人(184㎡)。
試験規模だ。

PPP(ナガブチじゃないよ)①

新建築にも載ってましたが、
紫波町図書館が移転オープンしたらしい。
(いまだしつこく図書館見学中…^^;

PPP手法での開発で注目されているのだとか。

PPPのイメージはこんな感じ?
野村総研の資料
PFIは問題コード20253、23201にありますが、PFIより広範な概念のよう。

施設概要はこちらの紹介番組がわかりやすいです。
テレビ岩手「紫波オガールプロジェクト~先進的なまちづくり~」

2012年10月22日月曜日

神無月二十二日(上弦の月)

試験が終わって1週間。
ようやくペースが戻ってきた。
今週を乗り切れば何とかなるか。
ユープラも始まった模様。
ペースを上げないと。

2012年10月21日日曜日

千葉国

今日は知的障害者の水泳大会が千葉県のプールであった。
(新習志野の国際水泳場、オッサン家の近くなのかな.駅を降りると気合を感じた<ぉぃ
いろいろあるのだが、それぞれのレベルで頑張っている。
ロンドンパラで世界新、金メダルの田中くんも元気に頑張っていた。

試験で大分ペースが乱れていたが明日からは通常の時間に戻していく。
ユープラも始まるし少しずつ検証も進めていかないと。

H24製図㉗

今年の採点基準もおそらく例年通りのはず。

採点のポイント
(1)空間構成
  ①建築物の配置計画
  ②ゾーニング・動線計画
  ③要求室等の計画
  ④建築物の立体構成等
(2)意匠・建築計画
  ①要求室の機能性・快適性等
  ②図面表現等
(3)構造計画
  ①構造種別、架構形式及びスパン割り等の計画
  ②小ホールの構造計画
(4)設備計画
  ①吹抜け部分の空調計画
  ②一般開架スペースの計画
  ③小ホールの空調計画
(5)設計条件・要求図面等に対する重大な不適合
  ①「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、
   「計画の要点等が完成されていないもの」又は「面積表が完成されていないもの」
  ②地下1階、地上2階建でないもの
  ③図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
  ④床面積の合計が「1,800㎡以上、2,200㎡以下」でないもの
  ⑤次の要求室・施設等のいずれかが所定の階に計画されていないもの*
   一般開架スペース、児童開架スペース、新聞・雑誌コーナー、サービスカウンター
   閉架書庫、読書室、AVコーナー、情報検索コーナー、小ホール,小ホール控室、
   展示ギャラリー、会議室、エントランスホール、カフェ、事務室、作業室、
   通用口、設備スペース、エレベーター、ブックポスト、便所  
  ⑥その他設計条件を著しく逸脱しているもの

*H22 ミュージアムショップ、館長室・応接室、ボランティア室、休憩室,警備員室
*H23 リネン室、会議室、相談室、洗濯室、汚物処理室(1階又は2階)、ボランティア控室、職員控室、施設長・応接室、倉庫
*H24 館長室・応接室、職員控室
は重大ではない不適合なのか(減点で済む?)

足切り点を設定するものとする、とされているのは
(1)空間構成
今回の課題のゾーニングは
図書館部門(図書館利用者部門 + 図書館管理者部門)、
集会部門、
共用部門、
管理部門
という比較的シンプルなもの。ゾーニング違反や動線交差とかは起きにくい。
やはり、“減点合戦”になるのだろうか。



とりあえず、H24製図試験の振り返りはここまで。あとの検証はユープラでする。
結局条件違反をしないようにまとめてミスを少なくするということか。
しかし、結構やらかしたなぁ・・(ーー;
作図でもいろいろやってるし。
(字が小さくなってく)

H24製図㉖

今回の計画の要点等で要求されたのは、
いつも通りのもの以外では,
(1)建築計画で、
一般開架スペース、サービスカウンター、小ホール、カフェの配置した位置の理由と工夫したこと
(3)設備計画で、
吹抜けの空調計画(冬期)の注意点と対応策
小ホールの構造計画と空調計画(単一ダクト指定なので機械室の位置とダクトのルートについて)

課題通りの小ホールのある地域図書館の機能について。
やはりウラ指導、基本的にはウラ5+1にあった設問で対応可能であった。

吹抜け回りのことをいろいろ聞いてきたが、
やはり吹抜けからの自然採光のある一般開架スペースが出題元が希望したものだったのだろうか?


【参考】
資料集成にあった計画上の留意点で参考になりそうなところ
(1)エントランスホールで,閲覧席利用者と集会部門利用者の動線を分離する.
(3)小規模図書館では,カウンターと業務スペースを近接させ,繁閑に応じて対応ができるようにする.
(6)一般には事務室と作業室を分離する必要はない.→別々に要求されたけれど近接が望ましかったのかな?

H24製図㉕

大体目安がついたら準備しておいた1/400の敷地図に描いて確認
1/400 いろいろやってしまった・・

ぺい
火区画


行距離

備スペース
ペイペイの坊でも非難する社保庁の面接_かっこいいウォーキングママ直伝
に注意しながら課題文でチェック。
以上でエスキース終了。
(長々と書きましたが、試験ではエスキースは2h、最悪2.5hと考えていたのだが、1h40minくらいで終了。見落し無いかとチェックしたが大丈夫そうだったのでKYに取りかかる)
ウツワ出し、チビコマ3つ、倍コマのあっさりエスキース

時間が余ったので、断面や伏図のチェックもすればよかったのだが。
答案用紙のレイアウトが違うこともあったが、描き直しの多い作図だった・・(ー。ー)

2012年10月20日土曜日

H24製図㉔

(倍コマ続き)

とりあえずの7m×7m,1コマ50㎡目安で入れ込んだコマの面積計算をしながらスパンを検討。

まず、150㎡以上の指定のある吹抜けはどこかを8mスパンにしないといけない。
X方向7m、Y方向8mとしてみる。
7m × 3スパン × 8m = 168㎡ OK

開架部門の各コーナーは
一般開架スペース 7m × 3スパン ×( 8m + 7m) = 315㎡ OK
児童開架スペース 7m × 3スパン × 7m = 147㎡ ちょいと小さいか。
         7m × 3スパン × 8m = 168㎡ OK
ここもY方向8mにするか。
新聞・雑誌コーナー テキトーに。
読書室 7m × 8m = 56㎡ OK
AVコーナー テキトーに。
情報検索個コーナー テキトーに。

何とかいけそう。
Y方向は、8、7、7、8の30m。

建築面積は、7m × 6スパン × 30m = 1,260㎡ 建ペイオーバー、一発アウト。
S = 1,750㎡ × 70% = 1,225㎡ ÷ 30m = 40.8mなので、
X方向40mとすると、両端6mにして、6、7、7、7、7、6の40mでどーよ。
(おっ、40 × 30 = 1,200㎡、暗算できるぞ)

もっかい計算。
吹抜け (6m + 7m + 7m) × 8m = 160㎡ OK

開架部門の各コーナー
一般開架スペース (6m + 7m + 7m) × (8m + 7m) = 300㎡ ビンゴ
児童開架スペース (6m + 7m + 7m) × 8m = 160㎡ ビンゴ
新聞・雑誌コーナー(通路2mで) (7m + 7m) × 5m = 70㎡ ビンゴ
読書室 7m × 8m = 56㎡ OK
ワタシは○○か、とは思わなかったが小さく喜ぶ…^^;

あと面積指定があるのは、閉架書庫(約200㎡)、展示ギャラリー(約70㎡)、カフェ(約70㎡)だが。
書庫 (7m + 6m) × (7m + 7m) = 182㎡ ん〜、ちょっと狭いが−10%以内。不整形に面積合わせでとっても意味ないし。まっ、いいか。
ギャラリー 7m × (7m + 4.5m) = 80.5㎡ ん〜、ちょっと広いが+20%以内。まっ、いいか。
(今考えれば、7m × 1.5m = 10.5㎡の倉庫でもつくれば70㎡ ビンゴだった。適切な計画だいといばれたかもしれない。ザンネ〜ン

カフェが狭い。
エントランスホール側へ2mひろげて読書室と入れ換える。
読書室 7m × 7m = 49㎡ OK
カフェ 8m × 9m = 72㎡ OK
最初、図書館部門の入口近くにと思ったカフェだが、外から見えた方がいいよな、とか
厨房から外部に面した出入口があると便利じゃんとかナットクしてしまう。
(要点にも書いた気がする)
どうなんだろう。もう少し何とかなった気がするが・・。

H24製図㉓

(倍コマ続き)

問題がある共用・管理部門(1階)
使い勝手を考えて、
サービスカウンターの後ろに作業室。
事務室は近接だろうな。
とはいえ、
会議室の鍵を貸したりとかもあるだろうからエントランスホールからわかりやすい位置。
サービスカウンターが見えるんだし、カウンターとかはいらないだろう。

サービスカウンターから地階の閉架書庫への動線は必須。
管理廊下が厳しい。事務室を通ってというのもありか?
開館中は人のいない部屋なんだから犠牲系で??
机の配置でそれっぽくするとか???
コアの位置を変える????
ん〜保留。

地下はというと、
地階
コアから機械室(要ドライエリア)、閉架書庫でいい感じになる。
コア位置はずらしたくない。
事務室通過でいいか(減点大きいだろうか)
今考えれば、サービスカウンターをエントランスホールを通してコアまで延ばせばよかった。
事務室が少々狭くても、とりあえず机8台が並べばオッケイなんだし。
w1200×d750の机8台で4800x1500、椅子の後ろの空き1500として7m × 4.5mのスペースで描いて自由に通れるようにはしたのだが。
かなりザンネン。