周辺条件

模試ではガン無視しましたが、敷地西側の地域資料館。
もしかしたら「道の駅」の一施設と読み取られた方もいたのかも？

過去問を見ると、
H23
この課題は，大都市近郊の市街地において，病院に併設される通所リハビリテーショ
ン(以下「デイケア」という.)のある介護老人保健施設を計画するものである．

と主文冒頭に書かれていましたが、

Ｈ23_介護老人保健施設　敷地及び周辺状況

それっきりだったのでガン無視されていました、たぶん。
標準解答例でも

特段の配慮があるようには見えません。

H17
この課題は、ある都市の市街地において、ランドマークとして地域住民に親しまれ
てきた建築物の一部を残したもの（以下「既存部」という。）を活用して、・・・
という設計条件で、

H17_防災学習のできるコミュニティ施設　敷地及び周辺状況

新設部の設計と既存部を改修する計画を行うものであり、・・
となっています。いやでも配慮しないと計画できない課題となっています。

今回の模試では、
課題文中には「地域資料館」のことは何も書かれていません。
唐突に

H26_一発逆転模試_敷地及び周辺状況

とあるだけ。
変形の南北二面接道の計画敷地と読み取ってしまっていいんだと思います。
計画敷地の南側にすでに駐車場があります。この駐車場が元々地域資料館が使用していたものを共用するようにするのかとかも何も書かれていません。

「設計製図の試験」は
「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画」
するものなので、課題文に書かれていないことはガン無視、課題文に記載されていることは

です。