・休憩・情報部門については、24時間利用できるように計画する。
留意事項に、
24時間利用可能なエリアとそれ以外のエリアを明確にゾーニングし、夜間利用に配慮する。
と記載されていました。
いつもの「適切に」ゾーニングし、では無く「明確に」ゾーニングし、となっていますが、ようは境界を可視化するということだと思います。とはいえ、結界を張るとかでは認めてもらえなさそう(やる人いるかな(・_・?))。パーティションとかだと「明確に」ゾーニングしたことにはなってもセキュリュティに配慮したことにはならなさそうです。
明確にゾーニングはできるけれど・・ |
便所はどう考えても区画するだろうから、休憩・情報スペースを24時間利用できるように区画しておけばいいだけのこと。現実的にはは24時間利用ではない諸室へ入れないよう壁を立てたりして「明確に」区画、扉は施錠することでセキュリティに配慮することになるんだと思います。
その上で、夜間利用に「配慮」です。初めての来館者が夜間に来館した場合でもわかりやすいようにとかいうことでいいと思いますが・・
標準解答例2は、休憩情報部門に直接出入りできるよう24時間開放の扉を設けています。
駐車場にも照明はあるのでしょうけれど、道路からアクセスしたら,駐車場はガラガラ、虫ではないですが、明るいところ(休憩・情報スペースから漏れている明かり)を目指すと思います。トイレはどこだと見回しても、この施設は外部に独立して設けていない。明かりのついてる入口から中を覗けばカウンターの背面の壁が邪魔ですが、トイレの表示くらいは見えるんだと思います。
実例だとこんな感じ。
みはら神明の里_夜景 |
施設の配置は
駐車場側がウラ、眺望のいい南側がオモテ(レストラン客席や屋外の休憩広場) |
物産店舗(写真奥側)は駐車場側にも開口部があります |
それに対して、標準解答例1は、休憩・情報部門にも大きな開口部を設けているのでかなり明るそう、
なんですが〜、駅舎前に車両を停めて、明かりを目指して歩いて来る利用者に夜間利用者用の入口は見えなさそうです。(知ってる人だけは西側に停めるのかもですが( ̄- ̄)ゞ)
ドンドンドン、開けてーとか窓を叩いてしまいそう… |
まあ、合格水準の標準的な解答例を示すことを意図したものということなので、諸事情を勘案しろよ、ということなのかもしれません。・・・本当ですか?
0 件のコメント:
コメントを投稿