標準解答例には、
h26-1
・24時間利用可能なエリアには、利用者が駐車場からアクセスしやすいように、
1階西側に配置
(→留意事項3、4)
・エントランスホールは、切妻の屋根形状を活かした吹抜けを設け、開放的な空間に
なるよう計画
(→留意事項5)
・温浴部門の休憩室は、眺望のよい2階南側に配置し、軒を深くし、バルコニーを
設けることで、日射遮蔽に配慮した計画
(→留意事項1、6)
・ハイサイドライト(開閉式)を設け、自然採光及び自然通風に配慮
(→留意事項6)
h26-2
・レストランを2階に設け、天井を寄棟の屋根形状を活かし、空間にひろがりを持た
せ、快適に過ごせるよう計画
(→留意事項5)
・レストランは渓流側、温浴部門の休憩室は親水公園に計画し、眺望に配慮
(→留意事項1、特記事項)
・メインエントランス側に小さい吹抜け、サブエントランス側にまとまったスペースで
吹抜けを設けた計画
(→特記事項)
と記載されています。
当然ですが、これだけできていればいいということではないと思うので、バリアフリーや
セキュリティ(留意事項2)に配慮しなくてもいいということにはならないと思いますが、概要に留めてある解答例でも記載されているくらいなので、エスキースで考慮し、配慮したことを図面や要点等に記載したほうが「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し」ということになると思います。
そう考えれば、昨年の標準解答例2の光庭案も別に奇をてらったという訳ではないのかも
・・・本当ですか?
ついでなので、標準解答例をタテ読みしておきます。
h25-1当然ですが、これだけできていればいいということではないと思うので、バリアフリーや
セキュリティ(留意事項2)に配慮しなくてもいいということにはならないと思いますが、概要に留めてある解答例でも記載されているくらいなので、エスキースで考慮し、配慮したことを図面や要点等に記載したほうが「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し」ということになると思います。
そう考えれば、昨年の標準解答例2の光庭案も別に奇をてらったという訳ではないのかも
・・・本当ですか?
ついでなので、標準解答例をタテ読みしておきます。
・1階は今日よう管理部門及び研修部門、2階は宿泊部門とし、眺望のよい南側には
食堂、アトリエ及び浴室を計画
・北側からの安定した採光を取り入れるため、ハイサイドライトを設けた計画
・1階と2階の連続性を考慮した吹抜けを設けた計画
h25-2
・研修部門は安定した光が得られる北側に計画、宿泊部門は眺望のよい南側に計画
・共用・管理部門の食堂は眺望のよい東側に計画
・エントランスホールは周囲の自然環境を取り入れた計画とし、建築物の中央には外部
として利用する光庭を設け、明るく開放的な空間となるように計画
・1階は図書館部門、2階は集会部門
・東南部分の一般開架スペースにトップライトをもつ吹抜けを設け、明るく開放的で
豊かな空間となるように計画
・西側に樹木を植栽することにより、西日対策に配慮
h24-2
・1階は地域住民の交流の場となる集会部門、2階は図書館部門
・一般開架スペース、読書室及びカフェは、隣接する公園側に設け、図書館利用者が
心地よく読書のできる空間となるように計画
・西側には、西日対策として縦ルーバーを設置
・東西軸の中央を11mスパンとすることにより、大空間に対応できる計画としている。
・療養室は東側及び西側に設け、階段及びエレベーターは北西及び東南に配置し、
避難計画に配慮している。
・また、食堂、食堂・デイルーム及びレクリエーションルームは南側に設け、採光、通風等に
配慮し、明るく開放的な空間となるようにしている。
h23-2
・1階のピロティ部分に車寄せを設け、施設利用者の利用に配慮した計画としている。
・また、北側の療養室は病院との離隔距離に配慮し、南側の療養室は個室を配置し、
閉鎖的な空間とならないよう採光、眺望に配慮した計画としている。
・公園及び北側道路からのアプローチを主動線とした計画であり、南側の遊歩道からも
アプローチできるようにしている。
・公開部門は、上部をトップライトとした吹抜けを中心に展示部門を設け、明るく
開放的な空間としている。
・非公開部門は、搬入経路に配慮するとともに、管理部門を1階にまとめて計画
している。
h22-2
・来館者のメインアプローチを北側道路からとし、南側の遊歩道からもアプローチ
できる計画としている。
・公開部門と非公開部門のゾーニングを明確にし、来館者動線、職員動線及び美術品の
搬入経路が交差しないように配慮した計画である。
・また、2階ホワイエから公園及び川への眺望に配慮した計画である。
・オープンスペースを北側に設け、1階のカフェテラス、自動車ショールームと関連
づけた計画である。
・基準階は貸事務室を東西に区分し、南側に共用部分を設けた片寄コアとしている。
h21-2
・南側住宅地に配慮してオープンスペースを南側に設け、基準階の貸事務室に付いて
は、セキュリティゲートを経由して人の出入りを管理する計画としている。
・基準階は貸事務室を南北に区分し、センターコア形式としている。
毎年2案公表されるんですが、概要は合わせて1案(両案の概要が計画されている)みたいに読み取っていいんだと思います。
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