2012年11月29日木曜日

ユープラ検証㉝_吹抜け面積

「まとまったスペースで150㎡以上の吹抜けを設け、・・」
という課題文条件。
ウラ指導さんのフォーラムでは、風除室等は含めないで2層吹抜けている部分の面積で計算しておくのが安全(試験ルール)ということだったと思うのだが。

過去問を見てみると、
H17年標準解答例②では
H17標準解答例②
課題文条件は、「エントランスホールに40㎡以上の吹抜けを設ける。」
解答例に書き込まれている面積は(94.9)
計算すると
(6 + 3 + 5.6)×(2 + 4.5)= 94.9
で風除室の上部を入れた面積となっている。
ただ、94.9㎡から風除室部分を除いても40㎡以上あるのでオッケイとも取れる。

H19年標準解答例では
H19標準解答例②
課題文条件は、「エントランスホールに30㎡以上の吹抜けを設ける。」
計算すると
(2 + 7)× 6 = 54・・・風除室上部を入れた場合
(2 + 7)× 6 − 5 × 3 = 39 ・・・風除室上部を除いた場合
どちらでもいいんじゃないかとも取れるが、
2m × 6mの部分は吹抜けの面積確保のためなのではないであろうかという推測も成り立つ。
ここの吹抜けが無いと
7 × 6 − 5 × 3 = 27 ・・・風除室上部を除いた場合
となって条件違反ということなのかな。

今回の課題でも、150㎡の吹抜けになっているけれど、風除室や読書室部分を除くと吹抜け面積足りませんと見られてしまうかもしれない。
10案くらいが該当していそう。
*「お話コーナー」は微妙。室要求ではないですが、使い勝手を考えると使うときに閉じられる方がいい気はする。

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