休み明けで、ユープラ参加案の合否結果連絡も
ということなので1/6までの公開案を集計してみると、解き直し等を除いた164案で、
ランク1(42.7%)
ランク2(26.2%)
ランク3(27.4%)
ランク4( 3.7%)
となっています。ユープラ参加者はバイアスがかかっていると思うので統計的な有効性はないと思いますが、試験元発表の採点結果の割合とそうかけ離れていない感じはありそう。
それはともかく、
今回のお題は“集合住宅”だったのですが、住戸の配列と合否結果との相関を見てみると・・・
基準階は、専用面積約30m2/戸の住戸を12戸という要求でしたが、敷地は東西50mあるので、南面I型(片廊下)でラクに納まると思うのですが、164案を見てみると、
I型:138案(84.1%)
L型: 20案(12.2%)
他 : 6案( 3.7%)
となっています。
これを、合格案/不合格案別に見てみると、
ランク1案(70案)では、
I型:63案(90.0%)
L型: 5案( 7.1%)
他 : 2案( 2.9%)
となり、ランク2、3、4案(計94案)では
I型:75案(79.8%)
L型:15案(16.0%)
他 : 4案( 4.3%)
となります。
別の見方をすると、
I型でまとめた138案では、合格案は63案あるので合格率は45.7%となるのですが、
L型でまとまた20案では、合格案は5案なので合格率25.0%
他でまとめた6案では、合格案は2案なので合格率33.3%
ということになり、ユープラ参加案の合格率42.7%と比べると、簡単にまとめた(と思われる)I型案が合格案にまとめやすかったということは言えるかもしれません。
多数派が有利というようなことがあるとは思いませんが、合格率40%超の「試験」で、L型や標準解答例のような吹抜け(ボイド)を囲む案にしないとまとまらない課題は出題されないと思うので、シンプルな案が合格案に近いということはあるような気がします。
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