2015年12月12日土曜日

交流

アンケ項目には無いのですが、エントランスホールにラウンジ等を設けるというのが今年のトレンドのようで、(解き直し、未受験を除いた)ユープラ参加案では、
 ラウンジ:    22.5%
 椅子(ソファー):16.6%
 ロビー:       4.6%
 待合:        4.6%
 交流スペース:    2.0%
 休憩スペース:    0.7%
のラウンジ等を設けた案があります。
1コマ〜2コマの大きなスペースを取っている案がほとんどなので、何らかの意図をもって「その他必要と思われる室等」として設けているようなのですが、交流って?

主文には、

と記載されていました。
過去問でも“交流”という言葉は頻出なのですが、
「道の駅」
地域図書館
美術館
(偶数年課題)では、交流(活動)の場となるように所定の要求室を設けるということだと思います。また、
セミナーハウス
は、施設を交流の場となるように計画するのですが、交流の場となるよう配慮する要求室は研修部門(除く準備室)、エントランスホール、食堂と設計条件で指定されています。

今回は、施設を交流の場となるように計画すると求められているわけではなくて、指定する要求室(レストラン等→レストラン&ギャラリー)を、居住者だけでなく地域住民も利用できるような計画にすることで“交流”できるようにすればいいだけだと思います。
イメージ的には、居住者が食事しているところへ偶然知り合いが来店して挨拶するとか?
(居住者って、そもそも地域住民になるんじゃね?と思ったのはのはナイショだ^^;

レストラン“”を拡大解釈して、「その他必要な室等」を設けることもできるのかもですが、「与えられた内容を充たす」というか“はみだす”ような気がしなくもない。採点がどのようにされるのかはわかりませんが、「与えられた内容及び条件を充たす計画をし、」という「試験」では、聞かれたことに答えるのだけでもいいと思います。

4 件のコメント:

  1. 過去問を再確認してみました。。。
    おっしゃるとおり、【エントランスホールを交流の場とする】
    というのは拡大解釈だったようです(吹抜けの場所から)

    南に公園、というと「その景観をエントランスホールに取り入れないと!」と思ってしまいがちな私のような受験生を迷わすような内容です。。。(←過去問研究が足りないだけ)

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    1. こんにちは。
      景観どうこうということより、
      南側まで通すことで
      エントランスホールの面積が過大になることが気になります。
      おそらくですが、一番人がいるのがデイの送迎時
      (スタッフ含めて20人程度?)
      100m2の吹抜けのあるエントランスホールって必要なのかなと
      設計条件に違和感があります。

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  2. こんにちわ
    災害時の拠点対応+交流を考えればラウンジ(ホールでは普段の使い勝手が悪い)で正解と考えます。

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    1. こんにちは。
      この施設に、
      “災害時の拠点対応”としての機能や、
      エントランスホールにラウンジを設ける
      という要求はないと思いますし必要性も感じない。
      「その他必要と思われる室等」として適宜計画してもいいとは思いますが。
      あと、
      この「試験」では、合格判定になるのは「知識及び技能」を有するかどうかで、
      正解という採点はないと思いますよ。

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