2015年6月12日金曜日

準備_1

早々に梅雨が明け、暑さで“頑固”さを溶かしながら準備を進めている島ママが、何やら呟いていたのでお節介メモです。

「設計製図の試験」の設計課題に基準階型というものがあります。
中でも、集合住宅やホテル等では、複数の要求室を連続させるプランニングを要求され、
ウラ指導本でも、
宿泊室の法則(2コマ・3コマの法則)
というノウハウが公開されていますが、標準解答例にはこんなのもあります。


通称:宿泊室のなんちゃってホーソク、ウソですm(_ _)m

このH16標準解答例_2は
Y方向は、みんなが大好き「7mスパン」なんですが
3スパンの中央スパンに中廊下3mを取って、残りを2mずつ両側の宿泊室に分け、
9m/3m/9mにするという一種の面積調整ワザを使っています。
イメージは、
という感じ。各宿泊室の面積は要求に応じてスパン寸法や1コマ内の室数、バルコニー等で調整していきます。

資料集成にあるように、客室基準階計画を
>単純で効率のよい中廊下一文字型
として、お約束の避難等にも配慮すればダブルコア(両端)が「ザ・定番」、実例でも多数派だと思います。
こういうのは、試験で思いつくかどうかとかいうものではなく、準備ができているかどうかだけ。
少し前のNumberに載っていた、代表監督(ハリルホジッチ)のインタビュー記事に

 ロシアW杯に向けた準備は、もう既に始まっているのだと選手たちにも話をしている。いい準備をしていけば、偶然などはない

とありましたが、結果を求めるなら試験でも同じようなことがいえると思います。

【追記】
集合住宅の中廊下一文字型では、標準解答例_1の架構計画もよく見ますが、試験では1階が店舗や共用部門ということが多いので引出しにしまっておくだけで、出すことはなさそうです。

4 件のコメント:

  1. おばんです(^^)

    暑さで 溶けそう。。。というよりも
    自分の出来なさかげんに溶けそうです。。。(T_T)
    (↑ウラ受講生の皆さんの解答例を見て凹んでます)

    H16の「ものつくり体験施設」の宿泊室は ホテルにも集合住宅にも
    応用できますね!
    1コマ内に部屋を入れ込む、なんて決まりはナイ訳で。。。^^;

    このような 簡単に納まるやり方を引き出しに入れておきます(^^)

    H16の標準解答例1のような2mスパンは。。。
    1階を綺麗に納めるのがかなり難しそうですね^^; 私にはムリかも。
    でも 非常事態のために 「こういうのもアリなんだ」くらいに覚えておきます

    有難うございまするm(_ _)m

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    1. こんにちは。

      博士が、
      >製図試験に対応できない受験生の特徴
      >よまない
      >きかない
      >ためさない
      と呟いてましたー。

      頑固さを溶かしたところで
      試しちゃいますか〜(^_-)v

      (ネタバレ??追記します)

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    2. >よまない
      >きかない
      >ためさない

      ぎ、ぎく~ ^^;

      自分の事だけでなく
      周りも見なきゃ。。。ですねm(_ _)m

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    3. こんにちは。

      見てもいいんですが、
      ある意味、周りとかはどうでもよくて
      合格するために必要なのは、
      合格案(ミスのない案のこと)を描くだけなんですよ。
      ていねいに「読んで」
      「きかれた」ことに答えるために、
      いくつか(のパターンを)「ためして」
      ラクな案でまとめれば合格しやすい、
      というか
      まず間違いなく合格できると思います。

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