魔界

お花見も終わりいい天気の土曜日。
仲間さん似という噂の大将が、読書〜と書かれていたので
ワタシも、という訳ではないのですが。

今日読んだ本（試験とも建築ともカンケーないです）。
日和聡子さんの新刊
「御命授天纏佐左目谷行」（ごめいさずかりてんてんささめがやつゆき）
画・ヒグチユウコさん、装丁・名久井直子さん。

日和 sato子 著

日和さんは、10年以上前に中原中也賞受賞でデビューされた詩人なんですが、最近は小説家？

前作「螺法四千年記」で野間文芸新人賞を受賞されたときの談話で

「詩での表現が自分にとっては自然で、小説を書くのは難しい。私ができる形で書いたもので賞をいただけたことがうれしい」
と話されていたらしいですが、
「わたしができる形で書いたもの」というのは、発想や表現が詩に近いところから生まれたということだったのか。
独特の言語感覚。次はどこへ向かうのか。