2014年8月1日金曜日

待ち行列

「道の駅」の施設構成のマストアイテムは
施設構成
  • 休憩目的の利用者が無料で利用できる十分な容量の駐車場
  • 清潔なトイレ
  • 道路や地域の情報を提供する施設
なんですが、
試験では用紙(A2)と縮尺(1/200)が決まっているので駐車場は計画できそうもない。
トイレは?
間違いなく計画するように求められると思います。
過去問では、
H25:便所及び倉庫については、適切に計画する。
H24:便所及び倉庫については、適切に計画する。
H23:便所/適宜
H22:上記の室に関連して必要と思われる室等は、適宜計画するものとする。
H21:上記の室に関連して必要と思われる室等は、適宜計画するものとする。
とオマケ(の小ホールとか)以下、端役扱いだったのですが
今回の試験では主役の駐車場が休演なので、救援で主役?級に抜擢されそうです。
どういう出題のされ方(特記事項)になるかわかりませんが、
衛生器具の所要数算定は空調・衛生工学会の「適正器具数算定法」とかが使われます。
ようは占有時間や待ち時間の調査データを元に、待ち行列理論(学科過去問:05155)とかを使って計算するもの。
ただ、「設計製図の試験」は「基本的かつ総括的な知識及び技能」を判定するためのものなので、具体的な特記(◯人程度が利用できるようにする等)が示されると思います。

当然ですが、様々な使用者が想定されるので、工夫したことの記述を求められるかもしれません。

「ストレッチをする人が長時間占用していて待たせることがないように、マナー啓発ポスターを掲示した」・・・ジョークですm(_ _)m
(参考:トイレ利用マナー向上に関するパンフレット

KKのH.P.に、こんな調査報告があります。
(→http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000044.html
報告書第4章の後半部分に事例集があるので、実務で設計をやられていない方は昼休みでも読めるので、さらっと目を通しておくと引出しが増えます。
たいしたことではなくて、
一般男女トイレ内には広め便房を設置して子ども連れへの配慮
なんてことです。
当然ですが、こんなの関係ねぇと工夫しない人(図面に描いてないこと)は不整合になります。

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