2014年6月6日金曜日

自火報_感知器

調べ始めるといろいろな種類がある感知器も過去問で出題されたものは、

【11194】天井付近に吸気口のある居室において,自動火災報知設備の光電式スポット型煙感知器の取付け位置は,その吸気口の付近とした.
【22211】天井付近に吸気口のある居室において,自動火災報知設備の煙感知器(光電式スポット型)の取付け位置は,その吸気口付近とした.
*空調・換気でいう給気口(吹出し)ではありません。吸気口(排気口、吸込み)です!
(空調や換気の吹出口からは1.5m以上離します。熱感も同様)

23183差動式感知器は,周囲が一定温度以上になると作動する機器であり,厨房,ボイラー室,サウナ室等に設置される.

25183】定温式熱感知器は、急激な温度上昇を生じる厨房やボイラー室には設置しない

だけです。
消防設備士の試験ではないので、熱感スポット型で差動式と定温式、煙感スポット型で光電式だけわかっておいて、アトは消去法で対処。試験は要領です…^^;

熱感知器、通称:熱感(差動式)
差動式スポット型
 周囲の温度の上昇率が一定の率以上になる(空気室内の空気が膨張してダイヤフラム(膜)を押し上げ接点を閉じる)と火災信号を発信。
*暖房等のゆっくりした温度上昇のときは、膨張した空気がリーク孔から逃げ接点が閉じない仕組み。
*調理の熱や湿気で誤作動を起こしやすい。

熱感(定温式)
定温式スポット型
周囲の温度が一定の温度以上になる(バイメタルが反転して接点を閉じる)と火災信号を発信。 
*感度に応じて種類がある。

煙感知器、通称:煙感(光電式)
光電式スポット型
周囲の空気が一定の濃度以上の煙を含んだ(周囲の光が遮断され煙だけが進入できる感知器内部には、発光ダイオードから受光素子に当らない光束が照射されていて、煙が進入してくるとその照射光が散乱反射し、受光素子が散乱光を感知する)ときに火災信号を発信。
*図は(公財)東京防災救急協会資料から転載

【omake】
住宅用火災警報器はほとんど光電式です。(除く台所用)

4 件のコメント:

  1. 試験には出たことなんだと思うんですが、火報のお仲間「空気管」。あれを発明したのは日本人だというテレビ番組をけっこう昔に見た記憶があります。出ないんだろうけど。現場では1回だけ見たことあります。出ないけど。

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    1. オチカレです。
      空気管式とか分離(光電式)型とか
      ついているのかもしれないけれど
      見たことない。

      しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ しゅっーー
      オッーサンがゆーくぅぅーーー
      と順調みたいですね。

      ママさんたちは、
      ちょっともがいているみたいですが
      最後は母は強しで乗り越えてくれそう。
      勢いつけて行きましょう。

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  2. ずっともがいてます。
    母は強しですかね(><)
    またまた、取り上げて頂きありがとうございます。
    なぜか、一瞬迷うんですよね・・・。

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    1. こんにちは。
      試験では、覚えられれば何でもいいと思いますが、
      仕組み
      差動(空気の膨張で容積の「差」で作「動」)
      誤作動(差動)がある…^^;
      定温(バイメタルの設「定温」度感知)
      温度「差」ではないので、指定温度にならないと作動しない。
      で覚えておくと案外迷わないのかも。
      最後は気合(^_-)v
      あと、熱感知器は燃えはじめて温度が上がったのを感知。
      煙感知器は燻っている段階で感知、ただし値段が高めです。

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