2013年6月23日日曜日

日本建築史③_神社建築(用語)

合格物語の解説を読んでも宇宙語?でわからない人のためよう。
そのまま飲み込める人は、試験的にはそれで問題ないです。


棟持柱 むねもちばしら 「おさはしら」を見よ。

小狭柱 おさばしら 神明宮の左右に於て地より棟下まで達する柱をいふ。非常に突出す             る棟木を支承するするためのもの故之を「棟持柱」ともいふ。

掘建 ほったて 柱の根、地中に埋(うづ)まり居るときにいう。「掘建柱」は一部地中           に埋込みある柱をいふ。

欄(高欄) こーらん 俗称の欄干に同じ。

堅緒木(堅魚木) かつをぎ 神社の棟上に並べる円棒如きものをいふ。昔藁茅などを以                 て屋根を葺き其棟押へしむるため縄にて所々束ねて突出せ                 しめたり。之を針目押といふ。「かつをぎ」は其遺風なり                 といふ。

千木 ちぎ 社の棟の両端に交叉しある木をいふ。古昔破風と千木とは同一物にして千木         は唯破風の上端の交叉したる部分なりき。

丹塗 にぬり 朱又は丹などにて赤色に塗りたるものにいふ。

石の間 いしのま 権現造の社に於て本殿と拝殿の間の“ま”を石敷にしたるもの。

拝殿 はいでん 神社建築の一つにして礼拝所なり。古き神社に於ては拝殿は全く孤立し           たり。然るに権現造及び八棟造に於ける拝殿は本殿と屋根を連続するこ           ととなれり。

【追記】
*表はつくったのですが、ブログでは画像添付になるので、後でどこかにアップします。
(印刷用)

0 件のコメント:

コメントを投稿