人体のエネルギー
代謝量(放熱量)は、空調負荷計算をするときに使用されるのですが、【05033】をみると
快適な空調をした室内で,座って事務作業をしている人間からの顕熱の放熱量は,単位体表面積当たり約50kcal/(人・h)である.・・・○(マル)
となっています。合格物語の解説にある表は、資料集成にあるものを転載しているのだと思いますが、表の単位は(W/h)。単位体表面積当たり約50キロカロリーということは、
50 × 1.6 = 80kcal/人・h≒ 93.1W
だと思うのですが、???
試験委員がヤラカシタノカ。
そもそも、「快適な空調」というのが結構アバウトな設定な上に、顕熱の放熱量といっても、夏と冬では着ているもの(clo値)が違うので、違いが出ます。
空気調和・衛生工学会(SHASE(旧HASS))の便覧とかだと、
ということのようです。
空調の設計条件を夏期26℃、冬季20℃として、その中間くらい(23℃)が快適な空調をした室内だとしても、発熱量121W/人の顕熱(SH)・潜熱(LH)の割合は、着衣量が少ない夏のほうが顕熱の割合が大きくなります。こうなってくると試験問題にはならないので多分出ません・・・本当ですか?
0 件のコメント:
コメントを投稿