2014年2月24日月曜日

合格水準_13

試験元がいう
与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書等の作成を求めて行う。」試験において
空間構成の「知識及び技能」として求められているものは何なのか?
合格案と判定された解答案は、多少の不備はあるにしても「与えられた内容及び条件を充たす建築物の計画」となっているはずです。
ユープラ参加案152案のうち、勾配屋根として屋上に設備スペースを設けないた案から梁伏図及び断面図の不整合(吹抜け、見えがかり)があるものを除くと70案になります。
これらの案をアトリエ及び屋外テラスの位置で分類すると
勾配屋根案_分類
となります。(各欄の数字は各ランクの案の数)
さらに、これらを合否が複数案あるものに限定すると、
比較検討案
の59案となります。

採点のポイントには(1)空間構成ということで
 1建築物の配置計画
 2ゾーニング・動線計画
 3要求室等の計画
 4建築物の立体構成等
と記載されていますが、
計画のパターンが似ている合格案と不合格案とを比較してみると
それぞれの項目がどのようなことを示しているのか、どのような内容で減点されて合否がわかれたのかが見えやすくなります。

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