2016年6月2日木曜日

日射遮蔽係数

日射遮蔽係数についての合格物語の解説は、

日射遮へい係数は,3mm厚の普通透明ガラス1㎡を通して室内に流入する日射量に対する,実際に用いる熱線吸収ガラスや遮へい物付きの窓ガラス1㎡を通して室内に流入する日射量の比をいう.遮へい性能の指標として用いる.尚,日射遮蔽係数が大きい程,遮蔽効果は小さく(日射熱取得は大きく)なる.
「日射遮蔽係数」=「実際の窓の日射熱取得量」/「標準ガラス窓の窓の日射熱取得量」

と問題文
【22044】
日射遮蔽係数は,3㎜厚の普通透明ガラスの日射遮蔽性能を基準として表した係数であり,その値が大きいほど日射熱取得が小さくなる.

に尾ひれを付けた解説になっているのですが、『量』そのものは関係ありません。ムリに説明すれば“単位面積(1m2)当たり”ということでもいいのですが・・・

受験生ブログで検索上位ワードのかたが、
 日射遮蔽係数って「言葉の詐欺」みたいな感じするよなぁ。
 模試でも間違えたし。
 復習しても間違えるし。
 日本語がおかしいよな。
と呟かれていましたが、用語のイメージは
です。
定価¥11,800 に対して、実売価格は¥8,260。値引率は30%ですが、掛け率(≒値引き係数、思いつきの造語ですよー^^;)は0.7(7掛け)です。7掛けが8掛け、9掛けと「その値が大きいほど」「値引額が小さく」なります。
表にすると


なので、掛け率(≒値引き係数、7掛け)が大きく(8掛け)なると、値引き額(¥3,540)が小さく(¥2,360)なり、売上(¥9,440)が上がるという感じ。イメージですよー^^;)
とすると、
日射遮蔽係数というのは、日射を遮蔽する割合ではなく、基準(3mm透明フロートガラス)に対する遮蔽率を“掛け率”であらわしたようなものなので、
というように、日射遮蔽係数(SC)が大きくなると(≒割引きが少なく基準値(定価)に近い)と遮蔽効果は小さくなり、日射熱取得は大きくなります。
(遮蔽する割合が20%であれば、遮蔽係数は8掛け、0.8というイメージ)

女神の声を
【日射遮へい係数】とは,3mm厚の普通透明ガラス窓の単位面積当たりの室内流入日射量に対する,実際に使用するガラス窓の単位面積当たり室内流入日射量の比をいう.遮へい性能の指標として用い,値が大きい程,遮蔽効果は小さくなる.

【日射取得率】とは,日射熱を100とした場合,何%の熱が室内に侵入(透過)するかを示す数値をいい,値が低いほど遮熱性能が高いことを表す.


とペアで聞いて、遮蔽“係数”と取得“率”というものが表すものをイメージすると、日本語おかしく、はないか、となるかもしれません・・・本当ですか???

【追記】
板ガラス類の日射熱取得率(η値)は、 JIS(JIS R 3106:1998)で、
日射熱取得率  窓ガラス面に垂直に入射する日射について,ガラス部分を透過する日射の放射束と,ガラスに吸収されて室内側に伝達される熱流束との和の,入射する日射の放射束に対する比。
と定義されています。遮蔽係数の「単位面積当たり」や取得率の「100とした場合」はスルーでもいい感じ(≠いちゃもんm(_ _)m)。

2 件のコメント:

  1. 「熱を取得するのは部屋ですからね!ガラスが熱くなる分じゃないからねー!」と、アリさんが講習会で言ってたのを今頃思い出しました。試験本番で、講習会の内容とかsatoメモの内容がポッと浮かんで点数に結びついて欲しいな、と。

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    1. こんにちは。
      理解のしかたは人それぞれ。
      自分に合わせてもいいと思います。
      (答えを丸暗記、語呂で乗り切る、勘を鍛える<マテ)
      「試験」も試合も準備ができていれば結果はついてくるところがあるので
      うまくやって下さい。

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