読んでいた本で知ったこと(試験には出ません、たぶん)
学科試験でも1回だけ出題されたことがあるカクテルパーティ効果。(18062)
解説は合格物語を見てもらうとしてそのメカニズムが解明されているらしいので紹介。
>パーティのように人がたくさんいるところでは、がやがやとたくさんの人が話している声が混ざって耳に到達する。鼓膜が受けとる音波はそれらの合成音波になっており、そこから、それぞれの人の言葉を分解することは難しいはずである。ところが、私たちは問題なくこれをこなし、友人とワインの品定めをしながら、ちょっと離れたところで話す美女の話に耳をそばだてたりできる。このとき、脳は、右耳で感知した音と左耳で感知した音の間の相互関係を計算し、複合音波の中から高い互換関係を示すずれの量を複数検出し、それらを分離することで、友人の声と美女の声を聞き分ける。そのため、片耳の聴力を失ったり、テープに録音した会話を聞いた場合には、パーティの喧騒の中から複数の音声を聞き分けることが非常に困難になるのである。
(藤田一郎著:「見る」とはどういうことか http://www.kagakudojin.co.jp/book/b50047.html)
まさに聞き分けているようである。
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