伝熱の大小と物体表面の粗・滑との関係なんですが、
パソコンのCPUに貼付けてヒートシンクへ熱を伝える放熱シートとかの説明書には、
>密着性に優れていますので高い放熱効果が得られるのが特長です。
等の説明がありますし、
表面温度が同じガラスと木材とでは、触ったときにガラスの方が冷たく感じる。Why?
アンサー
熱伝導率は、ガラス(0.78)木材(0.15〜0.25)とそれ程違いはありませんが、
触ったときの、手との密着度の違いにより感じ方に違いがでます。
ガラスの表面は平滑なので、手とガラスの間の密着度が非常に高く、
空気のはいるスペースがないのですが、
木材は表面が ざらざらなので、手との接着面で空気がはいりやすくなっています。
空気は熱伝導率が、0.0241と非常に小さいので熱を伝えにくく、
その空気がほとんど手とガラス の間にはいらないと冷たく感じ、
木材は空気があるので、冷たく感じないのです。
なんて先入観があるものだから、
【09031】解説
>壁体表面の熱伝達率は,「表面の粗滑状態」と「外部風速」により決まり,平滑面より粗面のほうがわずかに表面積が大きくなるため壁体の熱伝達率は大きくなる.
をさらっと読んで
[回答]◯
え”〜、本当ですか?
[回答]◯
え”〜、本当ですか?
と、かつて迷宮に迷い込みました^^;;;
( ̄ー ̄; ( ̄ー ̄; ( ̄ー ̄;
問題文で聞かれているのは、壁体表面の熱伝達率
ようは、
ココ(流体(建築だと空気)と壁体の表面)の話です。
伝達≠伝導、読み飛ばすと逆の答えにたどり着きます・・・ちーーーーん ( ̄ー ̄;(パクリ)
【追記】
そういえば、
生粋の現場監督も
>字面で見ると似てるんだ
総括≠統括
注意です・・・。
問題文で聞かれているのは、壁体表面の熱伝達率
ようは、
ココ(流体(建築だと空気)と壁体の表面)の話です。
拝借しましたm(_ _)m |
【追記】
そういえば、
生粋の現場監督も
>字面で見ると似てるんだ
総括≠統括
注意です・・・。
と言っていた。注意です。
そ、そうか
返信削除「密着しないから」
そんな考えもあるんですね!
でも 間違えそうなので^^;
凸凹していて表面積が
広くなるので
より熱が伝わる、と
覚えておきます(^ ^)
アインシュタインの脳は
普通の人より
シワが多いから
それだけ面積が多く
より深い思考が出来る(?)
っていうのと一緒ですね
(本当ですか。。。)
こんにちは。
削除熱伝達:放射と対流と伝導が同時に起こる複雑な熱移動
熱伝導:隣接する物体間での熱移動(高温の分子から低温の分子にエネルギーが伝わる)
これは日常の会話とは違って、決められている「用語」
熱伝達の場合は、表面積が大きい(粗面)のほうが熱は伝わりやすくなります。
一方、
熱伝導では、物体間に隙間(空気層≒断熱材)があると熱が伝わりにくくなるので、滑面の方が熱が伝わりやすくなります。
で、全部まとめたのが熱貫流(伝達→伝導→伝達)という伝熱です。
3本シワが少ないワタシの脳だと理解に時間が掛かった・・( ̄ー ̄;