2014年4月17日木曜日

オット(音)_2

ポイント集には、
デシベル計算が苦手な場合は、以下を暗記する(ただしイメージすることは重要)
と書かれています。
イメージしろといわれてもなぁ・・_φ(・_・
なんですが、簡単に説明してみます。
(え〜い、暗記してしまえ!って覚えられる人はそれでも大丈夫です。記憶力のキャパが小さめな方向けです

まず、音の強さが2倍(出力が2倍とか音源が2つとか)になると、音の強さのレベルが約3dB増加する。これは暗記。
なので、2倍で+3dBをどんどん書いていきます。
これがウェーバー・フェヒナーの法則です。
【05064】【18061】の解説「人間の感覚量は物理的刺激量の対数にほぼ比例する」の
音の感覚量(等差:3dBづつ)と物理量(等比:2倍2倍・・)とがほぼ比例関係にあります。
(これは何でなんでしょう?摩訶不思議です。とか詮索しないで受け入れるしかありません。
シワが増えますm(_ _)m。人間素直が一番、何のこっちゃですが^^;;;

逆も言えて、音の強さが半分(出力が1/2とか2つあった音源を1つにするとか)になると、音の強さのレベルが約3dB減少します。
【24081】は音源が四つになると・・
ということでしたが、
「1つ→2つ」というのは1つ増えたので+3dBということではなくて
2倍になったので+3dBとイメージできていればオッケイ。
イメージができていないと「1つ→4つ」は3つ増えたから3dB × 3 = 9dBとか???
そうではなくて、
2倍が更に2倍で4つになったということで、3dB + 3dB = +6dBになります。
試験問題は暗算でできる問題しか出ないはずなので
log計算の式?(レベルの定義)で解く人はあまりいなさそう。
あと、
これはレベルの話なので音の大きさには関係ありません。
ひそひそ声で話していた人が2人(30dB)から4人になれば、
音の大きさは2倍になるのですがレベルは(33dB)になります。
1台だけだった選挙カー(100dB)が2台になっても、音響出力は2倍になりますが、パワーレベルは103dBになるということになります。
「3dBの差」というのは比率を指していて、物理量ではありません。

dB表現は、人間の聴覚は10dBの 増減量をを「音が2倍」になったとか「音が半減」したと感じることを元にして等比になるということとも合っていて、これを書き込むと、

となります。
あれっ、1000倍も1024倍も+30dBですが。
いいんです。
音の強さが2倍になったときには、レベルは“約”3dB増加するのですが、
(10倍のときはピッタリ10dB増加です)
もう少し細かく計算すると、3..01029995663981...dBの増加になるので、小数点以下の誤差分になります。
音の強さが1,024倍(2^10)になると、レベルは30.10dB増加します。
たぶん出ませんが、書き入れると。
レベルの合成
対数(英語でlogarithm、通称 log)表記の、等比と等差ということのイメージさえできていれば、
「2倍で+3dB」だけで、ウクレレ弾きながらでも試験の問題は解けるはずです。
本当ですかぁ?

(万が一log3とかが出てきたら消去法です…^^;

2 件のコメント:

  1. 嬉しい(T ^ T)

    覚えるの、ひとつで済むんですね
    感動T_Tです

    ひとつ覚えれば
    あとは2倍していけばいい。。。
    何で これを自分では
    気がつかないんだろう?と
    疑問ですが
    そこが 文系、なんでしょうかσ(^_^;)

    satoさん、これでかなり
    ハードルが下がりました(T ^ T)
    ありがとうございます!

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    1. こんにちは。
      毎朝(新聞配達?)お疲れさまです<マテ
      ひとつというか、
      2^1、2^2、2^3・・
      (2の1乗、2の2乗、・・)
      (小さくなる方は2の−1乗、2の−2乗、・・)
      「等比」になっているということです。
      試験ででるとこ(2倍、4倍)くらいなら
      暗記でも乗り切れそうですが。
      ちょっと追記します。

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