2013年11月13日水曜日

要求室_面積適宜

今回の課題では,床面積が適宜というのが多かった要求室。
雪国の設計やさんには、
なんだろ、あの「適宜」オンパレード…手抜きか!
と不評だったようですが(ジョークですよ〜m(_ _)m
元々は試験制度見直しの際に出題のイメージがアナウンスされていました。
http://www.mlit.go.jp/common/000043813.pdf
ビフォー
アフター
室の床面積については、与条件として設定する部分を減らす。
ということのイメージ通りなのですが、
建築設計全般に関する基本的な知識・能力等を確認するために
行われた見直しだったわけで、試験元がどの程度のことを要求しているのかがわかりそうです。

過去問の要求室の表をタテ読みしてみると、
H21_「設計製図の試験」
H22_「設計製図の試験」
H23_「設計製図の試験
H24_「設計製図の試験」
床面積が適宜として要求されているのは、
H21:「貸事務所ビル」
事務室、ショールーム、ショールーム事務室、喫茶室、玄関ホール、守衛室、荷解きスペース、設備スペース
H22:「小都市に建つ美術館」
ホワイエ、エントランスホール、レストラン、事務室、館長室・応接室、学芸員室、ボランティア室、休憩室、警備員室、設備スペース
H23:「介護老人保健施設」
談話室、汚物処理室、リネン室、厨房、会議室、相談室、洗濯室、ボランティア控室、職員控室、エントランスホール、館長室・応接室、事務室、設備スペース,倉庫、便所
H24:「地域図書館」
サービスカウンター、AVコーナー、情報検索コーナー、小ホール、小ホール控室、会議室、エントランスホール、事務室、作業室、館長室・応接室、職員控室、通用口、設備スペース
ということで、常識の範囲で判断できるところ
(フツーに社会生活を送っていれば一度くらいは目にしたことがありそうなところやとりあえずあればオッケイな室)のような感じです。
なので、今回の課題「大学のセミナーハウス」であれば、
セミナー室、和室、宿泊室、談話スペース、浴室、リネン室、エントランスホール、食堂、事務室、設備スペース
と適宜のオンパレードになっちゃうけれどわかるっしょ、
使い勝手を指定しきれないアトリエやアトリエ準備室はちゃんと指定しておきますから。
ということだったのかもしれない…^^;

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