図面で表せない部分については、計画の要点等で記述できるようになり、
合格基準の設定に関し「空間構成」に関し足切り点を設定するものとするということが公表されています。
とは言え、受験するのは建築士を目指す人で変わりはないだろうし、合格率もそれ程変わっていません。
条件縛りの多い試験だったときは時間内にまとめるために犠牲系発動ということもあったのかもしれませんが、今の試験では条件をはずさない案にまとめてミスを減らすことを考えた方が合格に近くなると思います。
公表される標準解答例も多少のミスは(わざと?、寸法的には入るのにバリフリ階段になってないとか)あるのだと思いますが、
課題文の条件(足切りに触れる空間構成)はハズしてないんだと思います。
イメージとしては、「こんなんでも」でいいので不整合等のミスの少ない計画です。
合格水準の解答案 |
犠牲系発動でも合格案にはできると思いますが、ヨミを誤って犠牲にした条件が足切り点に設定されていた場合はいくらミスがない図面でも合格が遠くなると思います。
ペンギンさんも書かれていますが、ユープラを見ていると、
>製図試験の採点基準(採点方法)は,毎年,異なります.課題条件違反があってもそれが減点項目にならないこともあります.そのため,フタを開けてみねば合否結果は誰にも分かりません.それが製図試験の実態です.
ということはあるような感じです。
所詮試験の解答案でしかないので、素直にいわれたこと(課題文に明記されていること)はポリシーに合わないとかは棚上げにしてそのまんま受け入れてまとめてしまった方が合格に近づけるように思います。
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