(pはピ◯ーチのpなのか?と思ったのはナイショです…^^;)
ということではなくて。
ウラの方でも課題が始まったようです。
「道の駅」とはといったことから、少し試験モードにシフト。
「道の駅」の基本計画といったものが、ネットで探すといくつも見つかるのですが、
実際はコンサル会社がつくっているようで内容は似たり寄ったり。マニュアルでもあるのかという感じなのですが、ApZの大枠みたいなのがあったので紹介です。
(→http://www.city.ichikawa.lg.jp/cit02/1111000061.html)
1.敷地及び周辺状況
予定敷地は、四方とも接道していますが、西側道路(開通予定の外環道)と南側道路とが交差する南西角が車両用アプローチ。
東側は調整池(通常時は環境学習や憩いの場として活用)を整備中。
歩行者アプローチは北西角になります。
「道の駅」の計画でもまず考えるのは、
駐車場&施設建物をどう配置するかといった全体配置です。(通称:ApZ)
この施設では、
視点1(安心):小型車と大型車の動線が交わらず、動線が短くなる施設配置
視点2(快適):入口から出口までの動線がスムーズになる施設配置
視点3(活力):国分川調節池と一体となった施設利用を想定した施設配置
北から建物施設、駐車場(一般車)、大型車駐車場というのがセオリーっぽい。
西側の調整池(試験だったら公園?)との兼ね合いから施設建物を東に寄せてというのもフツーの感性という気はします。
ちなみに接道する外環道というのはコレ。
外環道(右の赤点線(千葉県側)の途中です) |
施設建物を北側に配置するので、サービス動線は北からにしています。
次にザック、オットマチガエマシタ施設建物のゾーンをザックリ検討します。
(通称nara式:APZのZはザックリのZです( ̄^ ̄)ゞ)
必要とされる機能(部門・要求室)を、プログラム図に従って検討します。
ウラのエスキース方法でいう、チビコマ、ウツワイメージ・断面イメージといったことに該当しそう。
この施設では、以下の3つの視点から建物内の配置を検討しています。
視点1(安心):ユニバーサルデザインを心がけた施設配置
視点2(快適):利用する順番を意識した施設配置
視点3(活力):活力を創出する施設の連携がとりやすい施設配置
バリアフリーや適切なゾーニング・明快な動線計画に配慮するとともに避難にも配慮する
と同じようなことだと思います。
ApZ_02 |
それと、道路管理者の設置する休憩・情報コーナーと市町村等の設置する地域振興施設(直売所等)との関係です。
a)では、トイレと休憩コーナーを両端にして、中間に直売所と情報コーナーをゾーニングしています。
b)では、施設建物を大きく二つに分けて、一方の側をトイレと休憩コーナー(隣接)、
もう一方の側を情報コーナーを挟んだ形で直売所と売店等にゾーニングしています。
c)は、a)とb)の折衷案(いいとこ取りorどっちつかず?)で、トイレと休憩コーナーの間に、情報コーナーを挟んだ形の直売所と売店等というゾーニングです。
どれが正解ということはなくて、立ち位置により力点を置くところがわかれるので、そこでの評価になると思います。
といった検討案を組合わせてまとめると、
となります。
これらのうちメリットがありそうなものを、別の視点
災害時利用、
自転車・歩行者の利用、
施設景観
から比較検討しています。
これらの検討からというウツワイメージが推薦されているようです。
なんですがぁ〜、
(試験的にも実務としても)コレだけが正解ということではないと思います。
施設規模や利用者予測の調査によっては、
情報コーナーと休憩コーナーは、隣接もしくは同じ場所にあった方が便利そう。
家族連れで来て、子どもがトイレ行きたいというときに母親と一緒にトイレへ行って
父親は情報コーナー(兼休憩コーナー)で(道路情報チェックして)待っている
なんていうのはいかにもありそうな光景。
中間に直売所があると、
いつも 思うが
なぜ・・・等々 巡回して 挙句の果て
「また 今度にしよっか??」と 勝手に納得して 何も買わず・・・。
オトーさんは、ぼけーっと待っていることになります^^;;;
などなどいろいろなことが想定できます。それはさておき、
この試験で求められていることは、「基本的かつ総括的な知識及び技能」です。
パターン出しして、比較検討。
「与えられた内容及び条件を充たす計画」ができるかどうかが最初のステップ。
条件読み飛ばしなのか犠牲系なのかわかりませんが、条件違反でも合格案はあるのですが、
基本的にはやらない方がいいと思います。
その上で、
記載されていないことはどうでもいいというより、
制度が見直されて
要求図面で表せない部分は計画の要点等で具体的に記述する
ことができる試験にり、
その位置とした理由及び工夫したこと
を記述できるのですから、
「思いつき」とか「感性で」とかいう人もいるのかもしれませんが、
そこはオトナの対応で、留意事項を勘案して「安全性」や「利便性」に配慮しておくと
図面と齟齬のない無難な解答案にしやすいと思います。
【追記】
試験的には、先に要点で書くことを決めていて、図面はそれに合わせるという荒技もあるそうですが、相当な力技という感じ。腕に覚えのあるパワー系の人にはいい方法なのかもしれません^^;;;
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