が〜、ユープラもあと2週間で終わり。“より道”から戻ります。
KKの報道発表資料では、
一級建築士試験「設計製図の試験」は、「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書等の作成を求めて行う。」ものであり、
とされています。
明記はされてませんが、言語は日本語のはず。
要求図書は課題と同時にセンターから発表され
昨年は、
設計課題 |
なので、宇宙語で解答したり、マイ・ルールの作図表現では採点で不利になるような気がします。
ユープラ公開案は、今日現在(2/14)解き直し・未受験を除いて150案ありますが、
合否判定は採点のポイント通りのようです(アタリマエか…^^;)
・地上2階建てでないもの・・・・・・・・・1案(地階を計画)
・建築面積が1,050㎡以下でないもの ・・・・1案
・要求室が計画されていないもの・・・・・・1案(宿泊室A6)
の解答案はいずれも設計条件に対する重大な不適合に該当ということでランク4とされています。
また、(重大なのか大したことのないなのかはわかりませんが)図面相互の不整合だと思われる、
・平面図と断面図の不整合(見えがかりが違うもの)
・平面図ではスパン飛ばしで抜いている柱を梁伏図では描いているもの
・梁伏図で1階にある柱が抜けているもの
・梁伏図で吹抜け部分/アトリエ上部が抜けていないもの
といった解答案が30案くらいありますが、いずれも不合格の判定のようです。
(平面図や断面図に梁の見えがかりが描かれていない案も相当数見受けられるのですが、こちらは合格案にもあるので軽微な減点だけだったのかもしれません)
ウラ指導さんの条件ピックアップシートでいう(一発不合格)に該当するのかも。
未完(要求図面等が完成されていないもの)では採点の土俵にも乗れないので、なんでもいいから書いておくといっても、受験さえすれば合格みたいな試験にならない限り乗るのは難しい気がします。
もしくは、図面と計画の要点等の不整合ではないかと思われる、
・計画の要点等には屋上に陸屋根部を設けると記載してあるのに断面図の切断位置が
「建築物の全体の立体構成及び勾配屋根の形状がわかる断面」となっていないため
立体構成が不明なもの
・図面に耐力壁が描いてあるのに、計画の要点等で架構形式を純ラーメンと言い切っているもの
・図面にはH形鋼の梁が描かれているのに計画の要点等にはRCラーメン構造としたと書かれているもの
といった案が十数案ありますが、試験委員に計画したことが伝わらないのでは。
ユープラ参加案の四分の一くらいが不整合案に該当するのですが、
作成した設計図書等が不整合なものでは、おそらく「知識及び技能」を有するかどうかが判定不可能、もう一度お願いしますということになるのかもしれません。
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