2013年10月19日土曜日

「設計製図の試験」③

今回の課題では、“自然を満喫”でびっくりさせられたあと、課題文に頻出するのが“勾配屋根”。
敷地及び周辺条件で、
(3)景観保全のため建築物に関して次の制限がある。
  ②主要な屋根は、2/10以上の勾配屋根とする。
これだけなら、H16の宿泊機能のある「ものづくり」体験施設やH8の景勝地に建つ研修所と同じなのだが、この制限をうまく使うことが求められている。
計画に当たっての留意事項では、
(3)③ 勾配屋根の形状を活かした室内空間となるように計画する。
と要求されていて、
要求図書でも、
要求図面、断面図では、
 ① 切断位置は、エントランスホールを含み、建築物の全体の立体構成及び勾配屋根の形状がわかる断面とする。
計画の要点等でも、
(1)③ 勾配屋根の形状を活かした室内空間とするために工夫したこと。
(2)② 勾配屋根の構造計画について工夫したこと。
について具体的に記述するよう求められています。
敷地の設計条件から勾配屋根にするというより、
何らかの意図を持って勾配屋根を採用してもらいたいんじゃないだろうかという感じ。

思いつきでもないですが、自然採光、自然通風を積極的に取り入れるよう留意することを要求されているので、勾配屋根にトップライト(ハイサイドライト)を取って採光や通風を取り入れるなんていうありきたりのことでも条件は充たせそう。
勾配屋根と自然採光・自然通風
2階の宿泊部門が中廊下タイプだとするといい感じにまとめられるかもしれない。
流れがきて、こっちの時間帯になってきた感じ(^^)

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