H25 学科(環境・設備) |
だと、問題文コピペの次の“つまり”以降が、ちょっと?という感じ・・・
音響に関する記述で、“聴覚の”ということなので、人が感じる音の大きさ(ラウドネス)で考えていいと思います。なので、高音と低音とがあるときのこと
低音は高音を・・・??? |
問題文で聞かれているのは、マスキー(目的音(マスクされる音) )の周波数に対してマスカー(妨害音(マスクする音))の周波数が、低い場合と高い場合のどちらのほうがマスキングが生じやすいか、ということだと思います。
イメージするなら、
ということなのでは?
P代表の声は・・・(≠いちゃもん m(_ _)m) |
試験元の意図はわかりませんが、妄想してみると^^;)
空気の振動である音は、耳(外耳)→鼓膜→中耳→内耳(蝸牛)で神経信号に変換されて知覚されるようです。
(詳しくは、https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1720 とか。出ないですよー)
この、蝸牛に伝わった振動は、振動数により蝸牛内での振幅の最大になる位置が異なり、高い周波数は入口に近い位置、低い周波数は奥の位置で大きな振幅になるようです。周波数が異なれば反応する神経も異なるので、音の周波数の違いを認識することができます。
振動には一定の振動幅があるので、ある一点だけではなく回りの神経も少しは反応します。そのときに、本来反応するべき振動が伝わってきても、回りに反応した神経は本来の反応ができない、というようなことが起こるのですが、これがマスキング現象。音が聞こえにくくなる(反応が小さくなる)ということは何となくイメージできそうです。
蝸牛内での入口(前提窓)からの距離と振幅は、
建築設計資料集成より転載 |
マスキングの範囲(高い周波数側のほうが大きい) |
この問題では
という2つで、どちらがマスキングが生じやすいかということを聞かれているのだと思いますが、マスカー(妨害音(マスクする音))のマスキングする範囲は、は高周波数側の方が大きいので、マスキー(目的音(マスクされる音) )の周波数より低周波数側にすると生じやすくなるという記述は正しいとなるのだと思います。
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