問題コード05194についてですが,
「三方弁制御」は「定流量方式」,「二方弁制御」は「変流量方式」とあります.ここで補足説明しておきましょう.「三方弁」と「二方弁」については,図問題として収録されている問題コード07211を参照して下さい.この問題文中に,「三方弁」と「二方弁」が表記されていますね?
と書かれています。【07211】を見にいくと・・
えっと、三方弁、三方弁、あったー。それと〜、二方弁、二方弁?あれっ…^^; Web講義を見直すと、
この問題文中に,「三方弁」と「二方弁」が表記されていますね?
アタマだけでなく目も悪くなったか(泣)
なんて方はいないだろうけれど、知識の掘り下げ?つーか、いつものおせっかいです^^;;;
設備図面を見ることがあれば、これなんだとわかるのだろうけれど、
コレです。
官庁営繕資料より転載 |
問題の図ではよく見えないので拡大すると・・
冷却水配管についてる三個の△(問題文の@)はバイパス回路(イメージとしてはショートカット)になっています。つまりコイルを通らないで冷凍機に戻る回路があります。
温水配管のほうについてる二個の△が二方弁(加湿器の回路とで二台ついてます)。
どちらも制御のための装置です。
*ちなみに、三方弁には分流三方弁と混合三方弁とがありますが、分流三方弁は往き管に、混合三方弁は還り管に設置します。図は混合型、一般には混合型を設けることが多いようです。
(コレがフレンチロースト、オットマチガエマシタ深煎りモトイ深入りです)
制御の仕方はWeb講義に書かれている通りで、
定水量(CWV)制御:三方弁を用いる
配管系に流れる冷温水の水量を変えずに、熱交換量や冷温水の温度などを制御する方式。
変水量(VWV)制御:二方弁を用いる
配管系に流れる冷温水の水量を変化させて、熱交換量・出力や冷温水の温度を制御する方式。
>三方弁は なぜ制御出来ないの?
ということはなくて、方法が違うだけでどちらも制御します。そりゃそうだ。
一般にこういったものにはメリット・デメリットというものがあるのですが、
【05194】空気調和機の冷温水コイルの
【25123】空気調和機の冷温水コイルまわりの制御については,一般に,二方弁制御より三方弁制御のほうがポンプ動力を減少させることができる.
の問題で聞かれているのは、ポンプ動力(要は省エネ性)の大小。
流れる量を制御する(=必要分だけ流す)変水量制御(二方弁)のほうがポンプ動力は少なくできる(冷暖房をフル稼働しなくていい)時期があります。
イメージですが(冷水や温水の違いは無視して流れる量だけみて下さい)
フル稼働時 |
半分でいいとき |
なお、蓄熱槽を設置した開放回路方式においては、三方弁を用いた定流量制御では、
低負荷時に低温度差で還水することになるので蓄熱槽効率が低くなってしまいます。
蓄熱槽の有効利用のためには、容量制御に二方弁を使用し往き還り温度差の確保に配慮する必要があります。(過去問になんかあったような気がしますが探せなかった…^^;)
参考:ヒートポンプ蓄熱センター用語集_制御
そうです^^;
返信削除三方弁はコイルの前に分岐しないと
バイパスにならない。。。
私は これを間違えて描いていたんですね
web講義に書いてあったのに
2巡目できちんと理解してないから
3巡目で引っかかる。
4巡目?では引っ掛かりたくはないので(T_T)
しっかり頭に入れます。。。m(_ _)m
こんにちは。
削除試験対策は正答枝を選べればいいので、
原理を理解することはなくて
問題文で聞かれることを暗記してしまうという方法もあると思います。
ワタシは理解(イメージ)して定着させるタイプなんで
いちいち調べ倒しますが。
自分にあった方法でいいと思いますよ。
satoさん優しいですね~
返信削除あとは任せたッ!
その代わり、ウラ指導のお手伝い(ウラのウラ方作業!?)してますので~m(_ _)m
こんにちは。
削除ウラの逆だと対偶だけれど、ウラのウラって?
アンテナ立ててチャレンジなんですね。さすが(^o^)/