【20061】の解説に、音の強さの基準値
と書かれていますが、これって0.000000000001のことです。
こんなに桁数の大きな数値では、扱いにくいので扱いやすい「数値」にします。
これが指数表記(逆関数が対数表記)です。
レベル表示というのは、
ある「測りたい値」を「基準値」で除して常用対数をとって表した尺度のことで、
ベル[B]といいます。
*電話を発明したグラハム・ベルさんに由来するらしい。
ただ、この尺度ベル[B]では尺度の目盛りが粗すぎるので、1/10単位のデシベル[dB]をつかいます。
メートル目盛りでは大雑把すぎるから、10センチ単位(デシメートル)の目盛りが入ったスケールを使うような感じ。
**デシ(d)というのはセンチ(c:1/100)やミリ(m:1/1000)と同じ単位系の接頭辞。1/10の量であることを表します。
なので、
となります。このベル[B]とかデシベル[dB]という尺度のことを「レベル」といいます。
また、対数表記は人の聴覚の大きさに合う(ウェーバー・フェヒナーの法則)ということも対数表記を使う理由となっています。
イメージとしては、10dBの低減量を聴感で、音が半減すると感じる(1/2になる)ということ。
[dB]というのは広いレンジの量を扱いやすくした表現に過ぎないので、加減や平均を出したりするときには、そのままでは足し引きできません。
選挙カー(100dB?)が2台きたら200[dB]とするのは間違い。
100[dB]+100[dB]≠ 200[dB]
100[dB]を真数に戻して計算します。
細かい解説ありがとうございます(≧∇≦)!!
返信削除数学苦手だったので
読んですぐには理解出来ないのですが
落ち着いてよーく読んで
頭の中を整理してみようと思います
これで 一点、取れるかも
しれないですし(^O^)!!
こんにちは。
削除オチカレです…^^;
対数計算ということもあるんですが、
人間の感覚(聴覚、視覚等も)が対数的だということが
イメージできるかなんだと思います。
アトで追記します。