2016年11月27日日曜日

環境負荷_01

「設計製図の試験」の設備計画で毎度おなじみの“環境負荷低減”ですが、例年の
H27:空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消火設備等を適切に設けるとともに、環境負荷低減に配慮する。
H26:空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消火設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
H25:空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消火設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
H24:空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消火設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
H23:空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消火設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
H22:空調設備、給排水衛生設備、電気設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
H21:空調設備、給排水衛生設備、電気設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
という設計条件が、今回は
空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消火設備等を適切に設ける。
太陽熱、地中熱、井水、植栽等を利用するなどし、環境負荷低減に配慮する。
とされていました。

昨年までの“環境負荷”であれば、地球に優しい云々・・とか、LCCとかでの意味合いのような、


環境基本法
   第一章 総則

(定義)
第二条  この法律において「環境への負荷」とは、人の活動により環境に加えられる影響であって、環境の保全上の支障の原因となるおそれのあるものをいう。

ということとも取れると思います。
環境省:環境白書より転載
がー、
今回は、問題文に
と記載されているので、“環境負荷低減”というのは「設計製図の試験」的には、環境からの負荷(ようは、人が感じる暑さ、寒さ等)ということと取っていいのだと思います。

ユープラを見にいくと・・・
先週末で(未受験を除く)150案の参加案があるのですが、低減手法として選択されているのは
 「太陽熱」   140案
 「地中熱」 62案
 「井水」  98案
となっているのですが、「井水」の多数派の利用方法は、水資源として利用し、省エネルギー(というか省資源?)効果について上水道の使用量節減(水道料削減)を考慮ということのようです。水道使用量を少なくすれば浄水場のポンプの使用するエネルギーは少なくなるわけで、意識高い系目線で言えば省エネなのだとは思いますが。。。
(書かれてはいませんが)設備計画についての留意事項そのまんまの問題文なので、建築設備の省エネルギー効果についての何らかの考慮について書いておくのでもよかったような気はします。

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