今回出題のあった、環境負荷低減手法としての「地中熱」ですが、NPO法人 地中熱利用促進協会のHP(http://www.geohpaj.org)を見ると、
地熱と地中熱の違いについて補足的に説明します。地球がもっている熱エネルギーが地熱ですので、地中熱は地熱の一部ともいえますが、利用の仕方から見ると、火山に近い場所にある高温のエネルギーを発電等に利用する地熱と、足もとにある恒温のエネルギーを温熱・冷熱として利用する地中熱とは、似て非なるものです。
地中熱利用促進協会では地中熱を次のように定義しています。すなわち、「地中熱とは、昼夜間又は季節間の温度変化の小さい地中の熱的特性を活用したエネルギーのことである。」このように、わが国では地熱と区別して地中熱という言葉を使っています。
と書かれています。
試験元的には、H15の学科試験問題、建築計画(【15235】)の
未利用エネルギーとしての地下水は,水温が年間を通じてほぼ一定であるので,冷暖房における効率のよい熱源となり得る.
の“地下水”を“地中”や“井水”と読み替え、“地温(地中熱)”や“水温”とした形で出題したのかも・・・
と浅ーく考えたのですが、どうやらユープラでは超小数派のようです・・・😰
【参考】(上記HPより転載)
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夏期:30℃超え、冬期氷点下とかの空気熱源より効率はいいですよ、と。 |
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環境負荷低減手法として、「地中熱」、「井水」・・・ |