2018年8月17日金曜日

H20標準解答例_02

H20の所用室(H21は要求室)の表には、

という記載がありました。
通称:ドキン😅
部門に対する要求(条件)と取ればいいのだと思いますが、標準解答例では
スタッフルーム上履き案
スタッフルーム下足案
という2案が、目安を示す資料として公開されました。
どちらの案も、フィットネスクラブ部門の諸室(ロッカールーム、トレーニングルーム、エアロビクススタジオ、屋内プール)を利用する際は、
裸足または上履きで利用する
計画となっています。
ナルホド・

2018年8月16日木曜日

H20標準解答例_01

レッカー作業ではないのですが、なぜか仕事・・・。ちょっと落ち着いたので

H15年から、
センターH.P.より抜粋転載
というものが公表されているので、類似課題のH20の解答例を見てみます。

現行の「設計製図の試験」とは、多少違いますが、要求された建築物の所用室は、
公表資料を無断加工転載 m(_ _)m
という感じ。
いくらなんでも2年連続でホテルの出題(併設されているとか)はないと思うので、その部分を消すと、目安を示す資料は


となりそうです。
(見にくいので、レイアウトを入れ替えています(1階⇄2階)
部門ごとに色をつけてみると

今回は3階建てのようなので、H20の地下1階、地上2階(ビジネスホテル部門はスルー)をエイッ!と持ち上げれば、まんま今回の課題(に限りなく近い建築物の計画)ということか・・本当ですか???

ちなみに、(注3)はこんなこと
区画とか、点線表記しとけばえーんやな(通称:センタールール)😅


とかを計画しとけよ、ということか?

2018年7月29日日曜日

注意事項

(試験日を1週間誤解していたのではないのですが、)
10日ほど前に、平成最後の「設計製図の試験」のお題が公表されていました。

センターH.P.より転載

H27からの3年間は、学科の試験会場に掲示されるポスターの画像をそのまま掲載という手抜、オットフテキセツハツゲンm(_ _)m)だったのですが、今回は、お約束の留意事項が、

建築物の計画に当たっての留意事項

として記載されていて、さらに


まで掲載されていました。

こち鹿児の竜さん情報では、
そうそう、製図の課題が発表されているけど
今年の試験場にはその課題が掲示されていなかった。
とのことでしたが、こんなにたくさん書けないし、ということなのか?

それにしても、この注意事項ってなんなんやー!という感じ。
この「試験」の受験者って、過半は大卒のインテリ、若くても24歳(合格者のですが)平均年齢30歳超ということのようなのですが、いい歳したオトナに問題をヨク読めって😵

受験料払ってるんやから、好きに計画するんやー!そうそう人の言うことばかり聞いてるなん、ありえへんやん普通。(以下略)

とかいう考え方もあるのかもですが、合格率40%超という「試験」なので、素直に聞かれたことに答えた解答案にまとめてさっさとゴーカクしてもいいのに、とか思ったり。
いらんお世話か m(_ _)m

2018年7月16日月曜日

お守りかも

サッカーW杯もフランス対クロアチアのファイナルで閉幕。

ブログをウロウロしていたら、

ウラ模試できた?『えーかっ

(読み間違えたかも・・😅

と、受験生に熱いアドバイスをされていた方がいらしたので、勝手にコラボでエールとか。
JPの企画の乗っかって、お守り(もどき)です。
たーだーしー、
なんじゃこりゃぁぁぁ😵
とのことですが😅
合格物語さんの画像無断拝借m(_ _)m
折るとお守りの形になります。

【追記】
独学受験生なら、キライな科目は敬遠して、比較的得意な科目でラクするというやり方
とかもアリだと思います。

世の中、ラスト10秒で1点取れることもあるし、
英BBCより無断転載m(_ _)m
 ギリギリで失点を防げることもあります。
EPA時事より無断転載m(_ _)m

2018年2月3日土曜日

日本建築史⑭_まとめ(の続き)

(以前書いたもの(→ https://sato4f-jottings.blogspot.jp/2013/06/blog-post_26.html )の続き)

H24 出題なし
H25 出題なし

H26 
日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 26021 日光東照宮社殿(栃木県)は、本殿と拝殿との間を石の間でつないだ権現造の例である。
 26022 伊勢神宮正殿(三重県)は、平入りで、切妻屋根に堅魚木と千木を持ち、柱を全て掘立て柱とした神明造の例である。
 26023 厳島神社社殿(広島県)は、神体山とする宮島の弥山を祀るために島の海浜に設けられており、本殿は身舎の前後に庇を付けた両流造りの例である。
 26024 出雲大社本殿(島根県)は、正面の片方の柱間を入口とした左右非対称の平入りの形式を持つ大社造りの例である。

H27 
茶室に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 27021 妙喜庵待庵(大山崎町)は、16世紀に造立された、利休好みの二畳の草庵茶室である。
27022 密庵(京都市)は、17世紀に桂の離宮の敷地南端に造立された、茅葺寄棟屋根や深い土庇等の農家風の外観をもつ格式にこだわらない自由な造形の茶室である。
 27023 如庵(犬山市)は、17世紀にもと建仁寺内に造立された、大小五つの窓や躙口の配置が特徴的な茶室である。
 27024 孤篷庵忘筌(京都市)は、17世紀に小堀遠州によって造立された、縁先にわたした中敷居の上の障子とその下の開口が特徴的な書院風茶室である。

H28 
歴史的な建造物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
 28031 ハギヤ・ソフィア大聖堂(トルコ)は、バシリカ形式とドーム集中形式とを融合させた平面を持ち、巨大なドーム構造によって内部に広大な空間を作り出したビザンチン様式の建築物である。
28032 コルドバの大モスク(スペイン)は、紅白縞模様の2段アーチを伴って林立する柱による内部空間をもち、現在はキリスト教文化とイスラム教文化が混在している建築物である。
28033 ピサ大聖堂(イタリア)は、世界最大級の石積ドームを持ち、外装はピンクや緑の大理石により幾何学模様で装飾され、クーポラとランターンは初期ルネッサンス様式、ファサードはネオ・ゴシック様式の建築物である。
 28034 ヴォルムス大聖堂(ドイツ)は、東西両端にアプスを対置させた二重内陣と身廊の両側に設けたバシリカ形式で構成され、東西の内陣と交差部とに六つの塔を持ったロマネスク様式の建築物である。

H29 
A〜Dの建築物について、その建造された年代を古いものから新しいものへ並べた順序として、正しいものはどれか。
 A.ローマのテンピエット(イタリア)
B.ル・トロネの修道院(フランス)
C.ローマのパンテオン(イタリア)
D.ロンドンのセント・ポール大聖堂(イギリス)
 29031.B → C → D → A
 29032.B → C → A → D
 29033.C → A → B → D
 29034.C → B → A → D


H24に試験を受けてからの問題は初めて見ましたが、シトー派の修道院とか興味なない人にとっては、なんじゃこりゃぁぁぁ なのかも。フェルナン・プイヨンの『粗い石』とかも知ってる人だけ知っているなんだろうし。かけられる時間と期待できる得点とを考えたら、「試験」で建築史は捨て問にしてしまってもいいのかな、という気はします。
(週20時間)×(半年)=400〜500時間の勉強時間で合格することを考えたら建築史の1点にかけられる時間は3、4時間くらい。とりあえず、過去問だけやっておけば2択、3択には絞れるかもですが、
自分の記憶にないものは解けん真顔
いくら出題者と対話しても(以下略、無断引用m(_ _)m

そりゃそうだ^^;;; 「試験」では、ほとんどの問題が、
○か×かの知っているかどうかだけのことしか聞かれないので、自分に合った方法で必要な準備を済ませれば合格基準点は取れると思います。

【追記】

以前作成したpdfファイル(ファイル名:「日本建築史」A4、19ページ、35.2MB)を

外部ストレージ(firestorage)に再度おいてあります。

必要な方はDLして下さい(5/16まで保管)


2018年1月30日火曜日

細長比が大きいと(続き)

子供(小学生向け)の科学の自由研究にこんなん
学習研究社H.P. より転載
があります。
アイデアいただきで、計算しやすいように厚10mm、幅190mmの鋼板を加工して
というものを考え、
それぞれの断面の諸量を算出してみると、
断面二次モーメント、断面二次半径は最小値となるもの
となりそう。
円筒形の断面二次半径が一番大きくなり(細長比は一番小さくなり)ます。
話を拡張して、同一の断面積(鋼材量が同じ)となるよう板厚を半分(5mm)にし直径126mmの円筒にすると、断面二次半径は4.28cm、
板厚を2mmにして直径304.5mmの円筒にすると、断面二次半径は10.69cm、
板厚を
超合金になる・・・わけない^^;;;
と断面二次半径を大きく(=細長比を小さく)していくと、許容圧縮応力度をどんどん大きくできる、なんていうことはなくて、鋼材の強度以上にはなりません(圧縮座屈は起こさないのかもですが、鋼材の強度を超える圧縮力をかければ圧壊(変形)してしまうということ)。そりゃそうだ^^;;;
この、細長比が小さくなっていき、材料強度まで座屈を起こさないようになるときの細長比が限界細長比、ここを越える(断面二次半径が大きくなる、限界細長比以下になる)と、圧縮座屈をしなくても非弾性変形することになります。
(基準法というか学会の設計規準では安全率を見るので“ズレ”がありますが)
実際の計算では、圧縮材の細長比が限界細長比Λ、
Λ=1500/√(F/1.5)
より大きいか限界細長比以下なのかで許容圧縮応力度を計算することになっていて、
SN400(基準強度235N/mm^2)で計算すると限界細長比は119.8くらい、
SN490(基準強度325N/mm^2で計算すると限界細長比は101.9くらい
になります。
(いろいろ書いておいてなんですが、【24152】とか【27163】の「試験」問題は暗記でも乗り切れます^^;;;)

で、断面二次半径って何なんやん?ですが、
材軸からの離れている度合い(イメージ的には断面の半径、断面二次モーメントから導出するので二次半径みたいな感じか、と。
直感的に、断面二次半径が大きい(断面の部分が材軸から離れている)ほうが座屈しなさそうというのは納得できそうです。

最初の話に戻ると、

外径から9mmの部分の内側に3mmの部分が加わって12mmになるときは、内側に増えた部分は元の外側の部分より座屈しないようにする効果が少ない(圧縮応力度は小さい)だろうな、と。(断面二次半径は小さくなるので細長比が大きくなる)

なので、(出ないとは思いますが)鋼材の断面性能表を無理くり探せば、
なんてことも。
D120(t28)の鋼管よりD110(t12)の鋼管方が(断面二次半径は大きいので)細長比は小さくなり許容圧縮応力度は大きくなりますよ、と。(合格物語の解説風にいえば座屈しにくくなる)見た目は細いけれどな😧

2018年1月20日土曜日

細長比が大きいと

今日のトップリーグ入れ替え戦で27年度のシーズンも終了。
久々にブログを徘徊していると、受験申込までに3巡を目論むshomaさんが
と書かれている記事が。

何気に見ていたのですが、
有効細長比が小さい=座屈しにくい=・
というのは解説通りなんだと思いますが、幅厚比と違って細長比というのはちょっとイメージしにくいのかも。

こんな問題が出るかどうかわかりませんが、

JFEスチール 鋼構造設計便覧 より転載
鋼管の外径が変わらないよう厚みを増すと座屈しやすくなり/しにくくなり、細長比は小さく/大きく?
H形鋼の外法寸法を変えないようフランジ(or ウェブ)を厚くすると座屈し・・・・・?

細長比と言っても見た目(外径)が一緒(似てる)だったりだとどちらが大きいのか、座屈しやすいのかという判断も、えーっと・・・???となりそう。(ワタシだけか^^;;;)
断面二次半径を計算すればいいのですが、そもそも、これ(断面二次半径)ってなにものなのか、ちょっと考えてみます。

うまくいけば、なぜかスルーされている限界細長比と話もつながりそう。
スルーではなく
「二度と出てくんじゃねーよ、このバカちんがー!!!ε=ε=(怒゚Д゚)ノ」
付箋が付いているということでしたらm(_ _)m。