2016年5月27日金曜日

POTUS

P代表のメルマガは、
で始まりますが、
ウラ語で
POTUSPenguin Of The Ura Shido)とかいったり・・・<マテ
@POTUS(President OThe United States)さん
スゲッ(ノ゚ο゚)ノ

2016年5月24日火曜日

打ち水

・・・本当ですか?
というものがあり、KK(通称:国交省・・・ん?逆か^^;)も後援しているようですが、何気に見ていたら、『気温を下げられる』と書かれています。これってどうなの?

国交省のH.P.(http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000023.html)を見にいくと、
という記載が。
気温を測定と簡単にいうけど・・・、そもそも打ち水で変化があるのか??

打ち水大作戦本部(http://uchimizu.jp)に掲載されている資料
打ち水大作戦本部「効果測定データ集」(全文) 
にあるデーターは
ということになっていますが、
・2003/8/25 打ち水開始10分後に、約1℃の気温低下(平均)を観測しました。
・2005/8/7  打ち水開始50分後に、約2℃の気温低下(平均)を観測しました。
2005/8/19   打ち水に、地点1において、約1℃の気温低下を観測しました。
 *地点2、3、4、5、6は大きな変化は観測されない。
2005/8/10 打ち水開始44分後に、約2.5℃の気温低下を観測しました。
2005/8/19 打ち水による温度低減は観測できませんでしが、打ち水により温度上昇が抑制されたと報告されています
・2006/8/23 打ち水開始15分後に、約1℃の気温の低下(平均)を観測しました。
・2006/8/23 打ち水開始40分後に、約1℃の気温の低下を観測しました。

って。気温が下がったのは、みーんな打ち水のおかげ。上がったりしたのはスルーって、ほとんどやらせ(オット、フテキセツハツゲンm(_ _)m
それはともかく、測定の仕方も書かれていないし開始時間の気温と1時間過経までの気温を測定して最低気温との差があれば打ち水の効果って^^;;;

また、国交省のH.P.にも、『水の週間一斉打ち水大作戦in国土交通省』の実施報告が掲載されていますがー。
2008年
2009年 
2010年 
何の温度だ?
2012年
2013年渇水の影響で中止。
こちらもどのように測定したのかわかりませんが、気象庁のデータを見るとかなりいい加減な測定という気が・・
両者(国交省、気象庁:東京観測露場)の位置は、

という感じ。お堀端を歩くと30分くらいの距離ですが、気温にそれほど差があるとは考えにくい。気象庁の観測データの気温は、
となっているので、『水の週間一斉打ち水大作戦in国土交通省』での気温測定は、事務室にあった温度計をその辺に置いて測ったくらいの感じ?「わくわく理科」で気温の測定では百葉箱に入れるとかやらなかったのだろうか?
(参考)
気象庁「気象観測ガイドブック」より転載
ここまで気を使って計測しても実際の気温は一定ではないので、1℃くらいの気温変化があっても打ち水をしたからなのかどうかはわからないと思います。
と、ケチがついたのかどうかはわかりませんが、最近は
2014年 
2015年
と、駐車場の路面温度を測定しているようです。まあ、水をまいたら温度が下がったー!
といっても、そりゃそうだで感動はないかもですが。。。

【追記1】
打ち水大作戦本部に掲載されている
土屋修一・加藤琢磨・手計太一・山田正「打ち水による市街地の熱環境緩和効果」(水工学論文集,第49巻,pp.367-372,2005)
では、気温の変化と輻射の影響を合わせた温度を「気温」と定義して考察しているようです。

【追記2】
合格物語の解説では、
打ち水をすると涼しく感じます。ナルホド
となっています。さすが(^-^)//""

2016年5月22日日曜日

WBGT(湿球黒球温度)

マラソンで1500 g の汗をかいて、それが全て蒸発するならば、蒸発潜熱を2.45 kJ/g (20℃)とすると
 1500 × 2.45 = 3.675 × 10^6 J (= 1020 Wh)
の放熱になるのですがぁ〜、
日本の夏の気象条件では、汗が体表面から蒸発せずにポタポタと滴り落ちてしまいそう(汗)
あたりまえですが、この汗は体温を下げるという目的にはほとんど寄与しないことになります。
実は,人間は熱さにメチャクチャ強い生き物なのである.
なんてことはなくて、
夏の炎天下にマラソン
なんて無茶をすると、熱中症(熱射病)ということになりそうです。

環境省が熱中症予防サイト(http://www.env.go.jp)で発表している暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、

 屋外:WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

というものですが、大雑把なイメージで
(上記H.P.より引用)
という感じ。(実際には、気流(風)の影響もあります)
なので、気温だけでは運動による熱中症の危険性はわからなく、日本の夏のように、湿度が高いと皮膚からの汗の蒸発が机上の計算のようにはいきません。

日体協の熱中症予防運動指針では、
(日体協「熱中症予防ガイドブック」内イラストを加工)
という感じ。芝の上でプレーする、サッカーやラグビーでも、協会がガイドラインや通達を出しています。
https://www.jfa.jp/documents/pdf/other/heatstroke_guideline.pdf
https://www.rugby-japan.jp/2013/06/26/id20293/

これが、マラソンともなると市街地のアスファルトの上を走るので建物や路面の輻射熱の影響をマトモに受けます。昨年(2015年)の7月24日から8月9日までの東京のWBGT実測値を見ると、
一番暑い時期か・・・( ̄O ̄;)
となっています。これは気象庁の測定点(観測露場)での計測値なので、マラソンコースでは更に温度が高くなりそう。第32回オリンピック競技大会の立候補ファイル(https://tokyo2020.jp/jp/games/plan/
では、マラソンは7時半〜となっていますが、かなり厳しい条件になるのかも・・・

【追記】
昨日は、ブリスベン(豪州)で
の試合がありました。
試合後に選手にサインをもらおうとして、
五郎丸自由帳 byショウワノート
http://www.showa-note.co.jp/press/151208/
という光景が。
オーストラリアでも売っている、なんてことはないと思いますが、持ってるのは誰だ?と思ってズームインすると・・・
(;゜0゜)KATUZO オットマチガエマシタm(_ _)m
ホントウデスカ???

2016年5月13日金曜日

風が吹けば・・・

環境工学で点数が稼げるかどうかはわからないですが、ヘアードライヤーというものがあります。文字通り髪を乾かすのに使用するものですが、ファンとヒーターとで構成されています
【ドライヤーのしくみ】(≠いちゃもんm(_ _)m
この吹出した温風を毛髪にあてて乾かすのですが・・・


一般論ですが、湿ったものの乾燥では

定率乾燥期間→減率乾燥期間
という段階が現れます。
乾燥速度(含水率の時間変化)
 定率乾燥期間:含水量が時間とともに一定速度で減少
 減率乾燥期間:含水率が減少するにつれて減少速度が徐々に低下
 平衡含水率:乾燥がそれ以上進行しない含水率

イメージとしては、濡れている状態が定率乾燥期間、生乾きというのが減率乾燥期間という感じ。定率乾燥のときの表面には常に水があり、その水の温度が湿球温度になっています。この水と空気との伝熱を考える基礎的なモデルが、環境の【15035】で出題された境界層なのですが、高校物理ではやらないので、大学で熱工学でも専攻しない限り縁がないと思います。
*ヒーターを製作している会社のHPの技術情報に説明がありました。興味のある方は・・
(→http://www.heat-tech.biz/category/products-nh/nh-gj/science-of-the-drying/
出ませんよー^^;)
この境界層というのは工学的なモデルなのですが、モデル化することで熱力学の基礎式(ナビエ−ストークスの式)を境界層方程式に簡略化できるので、これを解くと乾燥速度と温度分布を求められます。
*解いてみたい方は、東京工業大学化学工学専攻 伊東研究室のHPに常微分方程式解法シート(君にも解ける境界層方程式)が公開されているのでExcelで解けます。
(→http://chemeng.in.coocan.jp

髪の毛(毛髪1本1本)のモデルというのがイメージしにくいので、何かテキトーな乾燥の事例はないかと探していたら、建築学会の梗概集に
『実測に基づく室内干し時における洗濯物の乾燥時間および室内温室度環境』
という研究発表がありました。(http://www.kidsdesign.jp/labo/pdf/08/datasheets.pdf

洗濯物を室内干ししたときの乾燥時間を実測したものなのですが、
 1.干すだけ
 2.換気扇(給気は屋外から)を使用する
 3.換気扇(給気は屋内から)を使用する
 4.換気扇(給気は屋内から)を使用し、さらに扇風機も利用する
 5.暖房をする
 6.除湿器を使用する
と条件を変えて比較をしています。冬季(外気温5℃、湿度80%)の夜間に乾かそうとすると、1、2、3、5では朝までに乾きません。(3、5の乾燥時間はほぼ同じで16〜17時間)
4の換気&気流が約10時間、6の除湿器使用が7時間となっています。
効果があるのが、除湿と気流。日常感覚で、空気が乾燥していたり風のある日は洗濯物が早く乾くというのは、単身赴任のおとーさんとかなら実感していそう。
ジ、ジョークですm(_ _)m
何となく乾燥の過程で起こっていることがイメージできそうなので、P代表のアウトプットトレーニング問題を考えてみます。

ドライヤーというのはノズルにあるヒーターで、空気を加熱して送風しているのですが、この加熱した気流で濡れた髪に顕熱を与えるということもありますが、ヒーターで相対湿度が下がった乾燥した気流を送風し、髪の近傍の飽和水蒸気の境界層のまわりの湿度を下げていることもあります。髪表面の飽和水蒸気と送られた乾燥した空気(気流)との水蒸気の濃度差が乾燥時間を左右していそうです。(差が大きくなれば早く乾く)
また、気流により境界層の厚みは薄くなるのですが(風速の平方根に反比例なのですが、何となくはイメージできます)薄くなることでも蒸発速度が速くなります。
かなり大雑把な仮定をしていますが、おおよそこんなところっぽい。ん〜、出ないな^^;;;

蒸発を科学的に考えようとするとかなり複雑な現象のようで、更に対象が毛髪だとスーパーコンピュータでシミュレートでもしないと水が毛髪表面から徐々に拡散しつつ(おそらく拡散速度も位置によって違うのだと思います)蒸発潜熱の熱移動もしているストーリーは説明できないのかも・・・本当ですか???

2016年5月3日火曜日

RISE UP JAPAN

◯○サンさんがブログ記事にしてましたが、先週の土曜日は三ツ沢(横浜)へ。
試合は先手を取って、相手が修正できないまま終わり快勝。次戦(vs香港代表)に向けて、きちんとレビューをして選手同士でミーティングを行い、GOOD,BADだけでなく、NEXT(改善点)も洗い出しているようです。
JRFU HPより
帰ってからオンデマンドで見直していたら、キャプテンの手首に書かれた文字が抜かれていた。。。
RISE UP の次が見えない・・・(<_<)
◯○サンさんの後輩氏の試合レポートの写真を見ると、

日本開催ワールドカップへの生き残りが始まっています。