2012年11月30日金曜日

ユープラ検証㊲_一般開架スペース

計画の要点等で、その位置とした理由と工夫したことの記述を求められた諸室。
トイウコトハ
何らかの意図を持った計画をしてもらいたいということか

一つ目は一般開架スペース」
王様である。
設置階、採光窓方位、上部に吹抜けを設けたかでユープラ案を見てみる。
(採光窓の方位は、一般開架スペースが北西に配置してある場合だと、北と西で一つずつカウントしているので合計数は解答案数より多くなります)

一般開架スペース_トレンド

上部に吹抜けを設けて北及び西の公園側から採光を確保する案が多数派の感じ。
道路に面してレイアウトした案は少ない。
直射日光の影響を受けない北側の窓から安定した採光を得る(問題コード03041)みたいなのがオーソドックスな考え方か。西日は設備計画で工夫する。
道路側の交通騒音も避けたいところ。
景観については記述がないのでわからないが、公園側の方が静かだろうと考えていい感じはする。

ユープラ検証㊱_要求室

今年の課題の要求室の表。
最後のところがいつもと違った。
「上記の室に関連して必要と思われる室等は、適宜計画するものとする。」が無くなっている。なにか意図があったのだろうか。

(3)要求室

そもそも
「関連して必要と思われる室等」と「その他必要と思われる室等」
ってどう違うのかよくわからない。
ワタシは小ホールに、要求されていない“調整室”と“ホワイエ”を計画したけれど、
これって「関連して必要と思われる室等」のほうなんだろうか。
今年はそんな室要求してません、なので計画したら減点です
とかだったらブーイングだなぁ。(しませんけど(ーー;
「その他必要と思われる室等」はごみ置き場とか?こっちは描きそびれた。ションボリ

2012年11月29日木曜日

ユープラ検証㉟_要求室の床面積記入

要求図書で記入するよう求められた事項で、
ハ.要求室の床面積

昨年と同じ要求の仕方。標準解答例を見てみる。
要求室の床面積


今年も同じ基準だとすると、便所は記入してなくても可。通用口も記入無しでいいような気がする。

ユープラ検証㉞_2室に分割

「2室に分割して、・・利用できるようにする」
部屋の中に可動間仕切りが設けてあって、部屋を分割して使用することも可能ということ。試験ではよくある条件。
1室で使用するときに部屋の中に柱が出てきては使い勝手が悪いと思うのだが、ユープラ解答案で5案くらい見受けられる。
減点があるかどうかはわかりませんが。

標準解答例にもこんなのはありました。会議室ではなく集会室。1mまでは認めるとかいう試験ルールがあるのだろうか。やらないにこしたことはない。
H19標準解答例②

ユープラ検証㉝_吹抜け面積

「まとまったスペースで150㎡以上の吹抜けを設け、・・」
という課題文条件。
ウラ指導さんのフォーラムでは、風除室等は含めないで2層吹抜けている部分の面積で計算しておくのが安全(試験ルール)ということだったと思うのだが。

過去問を見てみると、
H17年標準解答例②では
H17標準解答例②
課題文条件は、「エントランスホールに40㎡以上の吹抜けを設ける。」
解答例に書き込まれている面積は(94.9)
計算すると
(6 + 3 + 5.6)×(2 + 4.5)= 94.9
で風除室の上部を入れた面積となっている。
ただ、94.9㎡から風除室部分を除いても40㎡以上あるのでオッケイとも取れる。

H19年標準解答例では
H19標準解答例②
課題文条件は、「エントランスホールに30㎡以上の吹抜けを設ける。」
計算すると
(2 + 7)× 6 = 54・・・風除室上部を入れた場合
(2 + 7)× 6 − 5 × 3 = 39 ・・・風除室上部を除いた場合
どちらでもいいんじゃないかとも取れるが、
2m × 6mの部分は吹抜けの面積確保のためなのではないであろうかという推測も成り立つ。
ここの吹抜けが無いと
7 × 6 − 5 × 3 = 27 ・・・風除室上部を除いた場合
となって条件違反ということなのかな。

今回の課題でも、150㎡の吹抜けになっているけれど、風除室や読書室部分を除くと吹抜け面積足りませんと見られてしまうかもしれない。
10案くらいが該当していそう。
*「お話コーナー」は微妙。室要求ではないですが、使い勝手を考えると使うときに閉じられる方がいい気はする。

2012年11月28日水曜日

霜月二十八日(満月)

今年もあと1カ月。
年内中の事務処理がたまっている。
明日、明後日で頑張らないと。
週末はトップリーグが再開&トップイースト頂上決戦。
オッサン贔屓のスピアーズの昇格がかかった一戦。
ここはやっぱり気合か。

2012年11月27日火曜日

ユープラ検証㉜_空間構成

採点項目はあくまで推測なので,図書館部門のゾーニングもククれていないとダメなのかは不明。実際はほとんど減点無しなのかもしれない。

それと、ユープラ掲示板で教えてもらった実例にこんなのがありました。
鉄筋鉄骨(?)コンクリート造、地上2階建、延べ床面積2,498㎡、駐車場130台。
特色:「合格図書館」^^;
意味フメーですがHPにそう書いてある。
http://www.city.nomi.ishikawa.jp/library/sisetuannai/facilityguide.html

ウチのプランなら合格だよ〜ん、ということではないよな<ヾ(^^;落ち着け
(面積計算大変そう、採点者もチェックしないか…^^;


能見市立辰口図書館、“中廊下型”実例あるじゃん…^^;

googleマップで見ると北側が道路に面していて,南側は駐車場のような感じ。南がメインエントランスなのかな?ブックポストは両方に設置か。なるほど、ワタシはケチって1ヵ所だけ^^;;;
案内図には描かれてませんが、おそらく左上(北西)が管理ゾーン。図書館部門(管理系)はククレているような感じはする。BDSは設置されているのかどうかは不明です。


【追記】
能見図書館のHPを見ていたら読書週間でしおりを配布しているという記事を発見。

ナルホド^^;


ユープラ検証㉛_空間構成

図書館部門のゾーニングと動線計画で採点項目があったと仮定して集計結果をまとめてみた。(決めるのは試験元なんであくまで推測です


Ap&Z別集計

今回の課題では、図書館を1階にまとめてL型のアプローチ計画を採用された方の合格率が高いのではないかという予想。
なんちゃって合格理論ですが、ハードル上げすぎずにミス無くまとめる方が合格しやすいのではという気がしているのだが。
結果は来月にならないとわからない。

ユープラ検証㉚_空間構成

次に動線処理を検証。

カフェで貸出手続き前の書籍を閲覧できるかどうか(BDSを通らないでカフェに行けるか&車いす利用者もいるのでバリアフリー対応も必要になる)で検証。
*BDSを設置しない案もあるのだが,ロッカーを設置してあるかどうかで判定。サービスカウンターで手荷物検査をするという手もあるのかもしれないですが、あまり現実的ではない。

検証結果を図書館部門を1階に計画組と1・2階にわけて計画組とで集計すると、


階別で集計

1・2階に分けて計画する方が計画の難易度が上がる、のだと思う。

ユープラ検証㉙_空間構成

図書館部門、管理系のククリ。
サービスカウンターから作業室、閉架書庫へ利用者部門と交差することなく管理動線で行けるかで判定。
タイプ別の集計はこんな感じ。


Apタイプ別に集計

利用者ゾーンにあるサービスカウンターと作業室、管理コア(閉架書庫への縦動線)が管理動線でつながらないといけないのだが、ここでも中廊下型だとプランニングが難しくなる。

ユープラ検証㉘_空間構成

ユープラ図面の検証進行中。

足切り点を設定するとされている空間構成(ゾーニング・動線計画)に該当しそうな採点項目を推測してみる。

地域図書館という設計課題なので
◯図書館部門のククリ
◯図書館部門(管理系)のククリ
◯動線計画(カフェで貸出手続き前の書籍を自由に閲覧できるか&バリアフリー対応)
なんてところか。

アプローチ&エントランスを「中廊下型」「片廊下型」「L型」の3タイプに分類してみたが、(ワタシの独断ですが)減点がないと思われる解答案をタイプ別に集計。


Apタイプ別に集計

資料集成にもある通りで

●細かく部屋に仕切らず,ワンルームを家具等で分節化することを基本とする.

というのがオーソドックスな解答案なんだと思う。
要求室も開架“スペース”や新聞・雑誌“コーナー”となっていて、“室”での要求は読書室のみ。
フロアを分断してしまう中廊下型だとワンルームを分節化するプランニングは難しそう。
検証では中廊下型採用案は半分くらいが減点あるかもとなっている。

2012年11月22日木曜日

ユープラ検証㉗_空間構成

憶測の域は出ませんがユープラの趨勢が少しわかってきた感じ。
塾生のかた達の再現図も出そろったので採点項目を推定して検証してみる。

とりあえず、
ゾーニングで
・図書館部門のククリ
・図書館部門(管理系)のククリ

動線計画で
・カフェで貸出手続き前の書籍を閲覧できるか

条件設定で
・150㎡以上の吹抜けが設けられているか

計画の要点で問われた
一般開架スペース
・サービスカウンター
・小ホール
・カフェ
の位置

こんなところかな。
連休中は検証シートに塗り絵だな。

まずは塾生分から、先は長い・・

ユープラ検証㉖_DIDO

DIDO(ダイドー?ジュース屋さんのぱちもんか…^^;

試験の課題を大雑把にみると入口二つ、(利用者)部門二つの計画。
ダブルイン、ダブルアウトということでこんなイメージ。
DIDO

シンプルすぎて意味不明なので日本語で書くとこんな感じか。

課題文通りにするとこうなる。
シンプル図

課題では サービスカウンターと共用部門(カフェ)があるので、部門を適切にゾーニングして明快な動線計画とするにはこんな感じにしたい。
シンプル図(改)

図書館部門(管理系)と管理部門はサービスカウンターへの管理動線でつながる。 
プログラム図

部門間の関係を抽出したものがプログラム。なのでこう書いても「関係=つながり」は同じこと。
同じプログラム図

プランニングに入りこまないで、あくまで「部門=ゾーン」の関係性のみ抽出してつなぐだけ。
単純な話でこういうこと。
DIDO=DIDO

何でもないことなんですけれど、このことがわかっていたかどうかで大きな違いがあった今回の課題。


2012年11月21日水曜日

ジャパン2012欧州遠征

今夜というか明日早朝、欧州遠征しているジャパン(ラグビー日本代表)の第3戦。
地域選抜(バスク選抜)との親善試合なので中継がない。
どこかでやっていないかと思いネットを探していたら、
こんなツイートを発見。


国内(仏蘭西)だけなのかな。
チラット見てみたが不明。

ジャパン戦のポスターも発見した。

親善試合
JAPAN XV vs バスク選抜
やはり日本のイメージは“サムライ”なのか^^;;;

2012年11月20日火曜日

霜月二十日(上弦の月)

今日は二の酉。
浮き世の義理でこれから浅草鷲神社へ。
毎年、◯◯銀行とかの名前の書かれた人の背丈くらいある大きな熊手を見かけるが会社の若造が取りにくるのだろうか。
飾られているのは見たことがない。

ユープラ検証㉕_設計の自由度

とはいえ、ハードルの高さをクリアされている方もいらっしゃる。
正解案というのはいろいろなパターンが考えられるのだと思うが、
試験は要領ということもあると思うので
ハードルの低い課題をミス無くまとめるのが合格への花道とか考えるのはワタシだけ?^^;;;
課題文で使われている「適切な場所」とか「適切にゾーニング」という言い回し、
試験元は意識的に使っているのだろうか。考えすぎか…^^;

ユープラ検証㉔_設計の自由度

コミュニティセンター等であれば利用者部門と管理者部門が明確に分離されているのがいいプランなのだろうけれど、図書館ではサービスカウンターと作業室、閉架書庫(管理コア)はククリたい。
ゾーンが分断されているとここにもネックが待ち構えている。
図書管理系ククリ
貸出希望の本が地階の閉架書庫にあるので取りにいくとか、返却された本を整理するために作業室にもっていくときにエントランスホールの横断は避けたいところ。
これも図書館部門と管理部門が隣り合っていた方は気にすることがなかったハードル。

ユープラ検証㉓_設計の自由度

理想系はわかるがはいらない。よーし、練習した1、2階案だ〜!と進むとハードルが上がる。

留意事項の最初に書かれている
「建築物はバリアフリー、セキュリティ等に配慮する。」
であるが、おそらく使い勝手を考えないといけなかったんだと思う。
セキュリティはBDS設置とした方が大半だと思うが、
1、2階の部門入口に設ける案だと車いす利用者が2階で選んだ本を借りるために1階のカウンターににもって降りれないことになってしまう。
(予算は考えなくていいので図書館部門内にEVもう1台設置するとか、風除室のところにBDSを設けた案であればこの問題はない)
BF 配慮、惜しい
1階に図書館部門をまとめてしまった人は気にすることがなかったハードル。

ユープラ検証㉒_設計の自由度

条件縛りが緩く自由度の高かった課題。
一番ハードルが高くなったのが、南側メインエントランス,北側サブエントランスを建物中央でつないだ中廊下型だったのだと思う。
フツーに考えてるとまずこのタイプが思い浮かぶと思うのだが・・

1階が分断されるのでどうしようかなというときに
ApZのパターンを見直すか、チビコマでゾーンのククリを何とかしようかで難易度に差ができたような感じ。選ぶのは受験生の側というのがよくできた問題ということか
ウラ模試みたいだ。(あっ、感心してるんですよ〜…^^;

ゾーン分断
室で要求されてはいない図書館部門のスペースやコーナーを1階のエントランスホールを通路にして配置という案でも使えないわけではないが、室として要求されたエントランスホールや部門を適切にゾーニングしたいという要求にはこたえられていない感じがする。
理想系は、こんな感じか。
図書館部門のゾーニング

2012年11月19日月曜日

ユープラ検証㉑_ハードル

今回の課題、条件設定が緩く中央建築士会のとりまとめ通り、
設計の自由度を高めた出題だったように思う。
同幅員の二面接道なのでメインエントランスのとり方が二通り。
サブエントランスも二通り考えられるので2×2の4通りのアプローチ計画が可能。
部門構成は図書館部門,集会部門、共用・管理部門の3つだが、メインの図書館部門を
どこに配置するかで、1階、1・2階、2階の3通り。
時間内ですべての組合せを考えてはいられないが、ハードルを上げても加点があるとは思えない。

なんちゃって合格理論かもしれませんが、
資格試験なので超えたハードルの高さ勝負ではなく、ハードルを超えられたか超えられなかったかで合否が決まる感じ。とはいえ下げすぎたハードルだと越えても認めてもらえない試験課題のハードルの高さを設定するのは受験生の側のような気がします。

今回のトレンド(多数派)はこんな感じかな。
H24課題_royal road?

「空間構成」に関し、足切り点を設定しているらしいがそれが何だったのかは結果が発表されてから推測するしかない。

ユープラ検証⑳_トレンド

今回の課題、ApZと吹抜けのとり方で大分整理ができた感じ。
まとめると、


H24 地域図書館_トレンド

南面(建物長手)からメインエントランスを取り、西側の公園にサブエントランスを計画。図書館部門を1階に、集会部門は2階にゾーニングしてエントランスホールで明快に動線分離、管理部門を南東角に取るのが多数派。
おそらく特に問題なくまとまる案(チビコマ)なんだと思う。

ユープラ検証⑲_吹抜け≒豊かな空間

まとまったスペースを確保するためか、エントランスホール+開架スペース+カフェのように2、3室にまたがって吹抜けを計画した案が19案。


吹抜け_室をまたいで計画

条件違反ではないと思うが、間仕切のたて方等で工夫が必要。オープンスペースにしてしまうという手もなくはないのだろうがどうなんだろう。

ユープラ検証⑱_吹抜け≒豊かな空間

建物に入ったときの劇的効果ではないが、吹抜けをエントランスホールに設ける案も考えられる。
ユープラでは14案で採用されている。


吹抜け_大きな空間をエントランスホールに計画

2,000㎡くらいの施設なのでそれほど大きなエントランスホールにはならないのだが、吹抜けの面積確保のために広いエントランスにするとかになると、ちょっとという感じ。
風除室2つの面積をいれると4コマ分くらいのエントランスホールが必要になる。シンプルに整形な形は取りにくい。

ユープラ検証⑰_吹抜け≒豊かな空間

要求室の特記事項にあった

・適切な場所(小ホールを除く。)にまとまったスペースで150㎡以上の吹抜けを設け、豊かな空間となるように計画する。

いろいろと取りようがありそうな言い回し。
おそらくは考えたもん負けみたいで、
一般開架スペース(約300㎡)等の一部を吹抜けにして大きな(≒豊かな)空間にするという計画で減点無しだなんだと思う。
ユープラ検証してみると、図書館部門の上部を吹抜けにした案が44案で多数派。

吹抜け_図書館部門上に計画

L型のアプローチで図書館部門を1階、2階にわけて計画した案は、吹抜けを図書館部門内に納めようとして1、2階配置としたもよう。ウラの第4、第5課題のイメージか。吹抜けで上下階を一体にする感じ。
集会部門の音が図書館部門に聞こえてこないような配慮かもしれないが、静かに本を読みたい人用には読書室も用意されている。
そもそもそれほど大きな施設ではないし、貸出主体の地域図書館。
小ホールの使用頻度はせいぜい週に1回使うかどうかくらいのことだろうからあまり気にしなくてよかったのかも。

2012年11月18日日曜日

ユープラ検証⑯_ApZ

アプローチとゾーニング
とりあえずのまとめ。(11月18日時点)

アプローチとゾーニング趨勢


南メイン,北サブの中廊下形が図書館部門を1、2階分散配置はわかる感じだが、
L型のアプローチで図書館部門を1、2階分散配置した案が多いのは??
三人にひとりが採用するということは、もう一つ指標がいるかな。

ユープラ検証⑮_ApZ

ゾーンの分断がどうこうなんていってないで図書館部門を2階にまとめてしまうということもできなくはない。利便性はともかく,明快な動線ではある。
1階に週に一度使うか使わないか(使う時間も2、3時間くらいか?)の小ホールというのも何だかという気はするが、試験なので条件違反でなければダメではないかもしれない。
4案(5%)で採用されている。


図書館部門_2階案

ユープラ検証⑭_ApZ

アプローチのとり方で1階が分断されてしまったときには
ククリたい図書館部門を縦動線でつないで1階、2階に分散配置して
1階、2階をつないでククルという手がある。
ハードルは上がるがウラ5+1でもトレーニングはした。
ユープラでは27案で採用。35%の採用率。予想してたよりも多い。
(塾生でも多数派、何か条件見落としたのか?ちょっと不安になる。)


図書館部門1階、2階配置案

ユープラ検証⑬_ApZ

課題の要求室は、閉架書庫を地下1階に設置と書かれている以外、
「1階又は2階に計画する。」
となっている。
設計課題は「地域図書館」
利用者目線でフツーに考えれば1階に図書館部門がくるはず。
ワタシも素直に1階案。
ユープラで検証してみると77案中46案,60%の方が採用。思ったより少ない感じ。

図書館部門_1階案

2012年11月15日木曜日

ユープラ検証⑫_ApZ

今回の課題のアプローチ計画。
まとめるとこんな感じか。(11月15日時点)


アプローチ趨勢

それぞれのゾーニングがどうなるか見てみる。

ユープラ検証⑪_ApZ

H22年の美術館、標準解答例1にあった風除室タイプ。
南西角にエントランスホールを配置してそのコーナー部に2方開口の風除室を計画。
公園からもアプローチできますが何か。という感じ。<ぉぃ
チャレンジャーだなぁと思いますがどうなんでしょう。
2+1案あります。

コーナー風除室型

ユープラ検証⑩_ApZ

方向転換と考え方は同じなのだがメインエントランスを東側からとる案。
ユープラでは6案で採用(ワタシはこのタイプ)。
1階を二つに割った西半分が図書館部門にできます。
シンプルな空間構成と思ったんだけどな。少数派です。

メイン東,サブ北のL型


ユープラ検証⑨_ApZ

ゾーン分断を回避するのに
寄せたり回したりとかではなく方向転換。
公園は北側&西側に面しているので
南から入って北を目指すのではなく方向転換して西にサブエントランスをとる。
ユープラでの多数派。77案中39案で採用。過半数超え。


メイン南,サブ西_逆L型 多数派です

ユープラ検証⑧_ApZ

ゾーン分断回避法、その2。
横着しないで縦のものを横にするではないですが、
南北のエントランスホールを
メインエントランス東側、サブエントランス西側という手もある。
長手が公園に面した図書館になる。
ユープラでは2+1案で採用。

メイン東、サブ西_横断型

ユープラ検証⑦_ApZ

ゾーンの分断、強行突破という手もなくはないのだが
やだな、と思ったときの回避法。
建物の真ん中を通しているメインエントランスからサブエントランスへのエントランスホール部分を建物西側(or 東側)に寄せてしまうという方法。
ユープラでは5案で採用されている。
4×6コマ1列使っても残り4×5コマは自由に使えます。

メイン南、サブ北_東 or 西に寄せた縦断型

縦長に4コマのエントランスホールとなるとがらんとした感じになるので
なにかうまく処理したい。

2012年11月14日水曜日

ユープラ検証⑥_ApZ

建築物へのアプローチ。
オーソドックスに考えると
二面接道の敷地だが、道路幅員は同じなので接道距離の長い南側道路からメインアプローチ
メインエントランスを入ってそのままエントランスホールが公園側のサブエントランスまで続く縦断型。
ワタシも最初はこう考えた。
ユープラ検証すると、20案ある。


メイン南、サブ北_縦断型

難点は1階がエントランスホールで分断されてしまうこと。
基本1階は図書館部門にしたいところだと思うのでゾーンの分断をどう工夫するか。