今年の採点基準もおそらく例年通りのはず。
採点のポイント
(1)空間構成
①建築物の配置計画
②ゾーニング・動線計画
③要求室等の計画
④建築物の立体構成等
(2)意匠・建築計画
①要求室の機能性・快適性等
②図面表現等
(3)構造計画
①構造種別、架構形式及びスパン割り等の計画
②小ホールの構造計画
(4)設備計画
①吹抜け部分の空調計画
②一般開架スペースの計画
③小ホールの空調計画
(5)設計条件・要求図面等に対する重大な不適合
①「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、
「計画の要点等が完成されていないもの」又は「面積表が完成されていないもの」
②地下1階、地上2階建でないもの
③図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
④床面積の合計が「1,800㎡以上、2,200㎡以下」でないもの
⑤次の要求室・施設等のいずれかが所定の階に計画されていないもの*
一般開架スペース、児童開架スペース、新聞・雑誌コーナー、サービスカウンター
閉架書庫、読書室、AVコーナー、情報検索コーナー、小ホール,小ホール控室、
展示ギャラリー、会議室、エントランスホール、カフェ、事務室、作業室、
通用口、設備スペース、エレベーター、ブックポスト、便所
⑥その他設計条件を著しく逸脱しているもの
*H22 ミュージアムショップ、館長室・応接室、ボランティア室、休憩室,警備員室
*H23 リネン室、会議室、相談室、洗濯室、汚物処理室(1階又は2階)、ボランティア控室、職員控室、施設長・応接室、倉庫
*H24 館長室・応接室、職員控室
は重大ではない不適合なのか(減点で済む?)
足切り点を設定するものとする、とされているのは
(1)空間構成
今回の課題のゾーニングは
図書館部門(図書館利用者部門 + 図書館管理者部門)、
集会部門、
共用部門、
管理部門
という比較的シンプルなもの。ゾーニング違反や動線交差とかは起きにくい。
やはり、“減点合戦”になるのだろうか。
とりあえず、H24製図試験の振り返りはここまで。あとの検証はユープラでする。
結局条件違反をしないようにまとめてミスを少なくするということか。
しかし、結構やらかしたなぁ・・(ーー;
作図でもいろいろやってるし。
(字が小さくなってく)