ようやく今年の試験の検証をする。
ウラ指導さんの解答予想では102点だったが、検証してみたところ
プラスマイナスあって、おそらく101点か102点。
法規でずいぶんとミスが多いかったのと、構造は27点が可能得点だったらしいのでちょっと残念(ワタシは22点)。3巡出来なかった報いか。
計画[No5]
ワタシは、問題肢2のゴードン・カレンを知らなかったので×はこれだろうと思ったのだが、正答肢は4のよう。
調べたら、ツリーだとかセミラティスだとかと書いてるのは
アレグザンダーの著作の中でも「都市はツリーではない(A city is not a tree) 」(1965)のときかららしい。
(出版された頃、柄谷行人や磯崎新が論じたりしてたようだ。ワタシは邦訳も原本も読んでないです)
クイズじゃないんだから、
C.アレグザンダー →「パタンランゲージ」とかの勉強ではダメ、ちゃんと読めということだろうか。
(名作語呂『P.ゲデスはゲイです』はお蔵入り?<マテ)
ところで、ゴードン・カレンを調べているときに
(ウィキ(日本語)には無かったのでWIKI(英語)で検索)
Thomas Gordon Cullen (b. 9 August 1914, Calverley - 11 August 1994, Wraysbury) was an influential English architect and urban designer who was a key motivator in the Townscape movement. He is best known for the bookTownscape, first published in 1961. Later editions of Townscape were published under the title The Concise Townscape .
.....He also illustrated several books by other various authors, before writing his own book - based on the idea of Townscape - in 1961. The Concise Townscape has subsequently been republished around 15 times, proving to be one of the most popular books on Urban Design in the 20th Century.
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1961年版 |
と書かれていた。
問題文では「都市の景観(The Concise Townscape)」(1971年)となっているが。
最初「Townscape」(1961)として出版された本が1971年に「The Concise Townscape」として改訂され以後版を重ねているようだ。
『都市の景観の価値を、歩行者によって体験されるシークエンスの中に見いだそうとした』という問題文は、1961年版にすでに書かれていたことなので正答肢無しとかにはなんないだろうなぁ。
(SD選書にあるようなので、図書館見学に行ったついでに読んでみるか)
【追記】
どうでもいいことですが、四枝択一式って「枝」の字なんですね。ワタシは「肢」かと思っていました。(それともKKルールなのだろうか)